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マンガ家Mの日常
先日、ネットニュースでささやななえこ先生の訃報に接した。

ところが、その後、購読中の新聞を見ても、訃報欄に記事が無い。

新聞は紙面が限られているので、
その日に他に重要なニュースが多ければ、カットされる記事もあるのは仕方ない。 
でも、何となく寂しい。

訃報を載せる基準とかあるのかな。
ささや先生は日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しておられるけど、
それではインパクトが弱いのかな。

例えば、
萩尾望都先生や山岸涼子先生は、知識人からの評価がすこぶる高い。
里中満智子先生や池田理代子先生、竹宮惠子先生は、メディアと親和性が高い。

一方で、
大和和紀先生は、申し分ないキャリアに反して、世間一般の知名度がやや低い。
マスコミに出たがらない方だからなのかな。

ささや先生は、作品群を振り返れば、大作は少ないように見える。
でも、叙情に満ちた画面の独自性は萩尾先生に匹敵する。
もっと評価されて然るべきと思う。

でも、
本当の少女マンガファンの心の中だけに残っていれば良いのだとも思う。
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