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マンガ家Mの日常
原稿の枚数が40枚だったりした時、
進行が遅れると、後半の8枚を先に描いて渡したりというようなケースがある。
紙の印刷は32ページ分を一折として、デッカイ紙に印刷して裁断するから。
それで、後半8枚を出して、その後ろの原稿と一緒に印刷してもらう。
で、前の32枚を後回しにして少し待ってもらう。
そういうのは編集者も面倒臭いようで、あんまりやりたがらなかったけど。

当然ながら、印刷所にも手順がある。
原稿が遅れたからって、いつまでもは待ってられない。
それで、こちらとしても、遅ればせながらなんとか手順を考えて先出しする訳。

でも今はなんでだか、印刷所の都合で64枚がひとくくりになってるんだって。
だもんで、32枚先出しが通用しない。
なんでだかはわからない、印刷所の都合だから。
32枚渡すから勘弁してくれよ、といつも思うのだが。

締め切りが近くなって来ると、編集者から印刷の手配についての話が出る。
言われると、だんだん、印刷所の為にマンガを描いているように感じる。

...ゴメンナサイ、印刷所の方も迷惑してるよね。
思った通りの日程通りに進行出来ないマンガ家がいけないの。

...そんな事は百も承知なのだけど。



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