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マンガ家Mの日常
お叱りのコメントをいただきました。
う〜...、スミマセンでした。

「主婦」さんからの再度のコメントに返信しなかったのには
こちらとしてもそれなりの理由がありまして...。

ひとつには、
ハーレクインとIT企業マンガ2本、合計140枚のネームをやっていて、
他の事で「悩む」余裕が無いんです。
ブログ記事でも、気楽に書けるものと、そうでないものとがあって、
テンション高めのものを長期間続けるのがシンドイ時もあります。
ブログを書く時間も問題だし。
原稿に集中したい時は尚更です。

で、
重い気持ちに追い込まれるのは避けたかった。

最初の段階で、
「主婦」さんとしては、現在の主流である結婚観を絶対視していて、
私としては、人それぞれの多様性を受け入れても良いんじゃないか、という考え方。
それで、お互いの結論はもう出ているので、
これ以上言い合いになるような事は避けたかったのです。

また、「個人」と「全体」がゴッチャになってるような感じもあって...。

元のTV番組に反発を感じたのは、
ゲストコメンテーターの方々がただ一方的に「ダメダメ」言うばかりだったから。
ツイートして来ていた方々も同様。
TVだから時間の制約もあるし、打ち合わせもあっただろうし、
タレントさん達は自分のイメージもあるから、
番組中の話が全てでは無かろうとも思いますが。
生放送にしても、やや乱暴な内容だった。

当のTV番組にしても「主婦」さんの最初のコメントにしても、
ひとつの考え方で「全体」を決めつけている様子が強く現れていた...。
事情は人それぞれなんだから、
そこに向けての想像力があっても良かったんじゃないか、って思ったんです。
...2回目のコメントはそこのところが少し変化していたようでした。

「主婦」さんと私だけではもう話は終わっているので、
別の方から別方向の意見が聞かれれば、議論が膨らむ可能性もあるかとも思い、
ブログを見ていただいている他の方々にも
「主婦」さんのコメントを読んでいただければとお勧めしましたが、
さすがになかなかコメントはいただけるものではなくて、
この辺りで〆かな、と。

「主婦」さんのこだわりとしてあったのが、
私がパートナーとどう話すか、と言う事でしたが...、
「話し合いは大事。」と既にお答えしていて、それに尽きるのです。

その時々で様々な人間関係がありますから、
相手によって、状況によって、こちらの考え方が変わる場合もあります。
今、必ずこうだ!とは言い切れないです。

毎日毎日ブログを書いているので、
以前書いた内容を全部覚えているわけではありませんが、
「主婦」さんが言われていた「10月の記事」に関しては...、

フィリップが話し合いから逃げてた、そこが一番の問題だったんです。

「浮気」「不倫」「昼顔妻」、厳密に言えばそれぞれ違うものだと思いますが、
「主婦」さんの意見としては
「パートナーが自分以外の人とセックスするのは気持ちが傷付くからダメ。」
と、そう言う事でした。
勿論、そう感じる人が大勢だと認識しています。

とりあえず、フィリップの件に限って言いますが、
あくまで私個人としては、
仮にフィリップが本当にソープに行ったとしても、
さほど傷付かなかった、それが本心です。

これで「主婦」さんへの回答になりましたか?

パートナーとして大切な事は沢山あって、それも人それぞれなので、
1対1のセックスパートナーである事が絶対条件、それが崩れたら全てダメ!
...とは思わないんです。

「主婦」さんはお知り合いから不倫問題の話をよく聞かされているようですが、
その方達は「慰謝料もらって即離婚!」ですぐ納得されるのかしら?
パートナーが別の誰かとセックスしたとして、
それで皆、自分の中の愛情をすぐに完全に清算出来るものなのかしら?
だったら、その人の「愛情」ってどういうものだったんだろう?

「主婦」さんの最初のコメントに
「契約」「慰謝料」と言った言葉が出て来ていて、
そこには愛情も信頼も感じられなかった。
「契約」は、信頼関係が無いから必要なものだし、
結婚生活や愛情がすぐにお金に言い換えられるのも疑問でした。
「主婦」さんがコメント用のペンネームを「主婦」とされたのは
「主婦代表意見」としての感覚があったからかと思われます。
「慰謝料」が論議にすぐ上がって来る、
そこには、愛情よりも、生活が脅かされる不安がまず感じ取られました。
自分の生活を守る為に、稼ぎのあるパートナーを独占する必要がある、
それが「専業主婦」の現状でもありますよね。
それを抜きにして語れますか?
「お金」の問題の他に、「孤独」に対しての不安もある。
「独占欲」と「愛情」をすり替えてる人は多い。
「専業主婦」と言う形態の中にも多くの「自己愛」が潜んでいるのです。

...こういう言い合いを避けたかったから、再度の返信を躊躇していました。
続けていたら揚げ足取りの個人攻撃に発展するだけだから...。
そうしたら、お互い不愉快な思いをするだけです。

以前書いた通り、深い内容では本1冊分くらいの重量になってしまうので、
細かい事を書いていたらキリがありません。


私個人として考えるのは、

多様性を考慮する、

そういう事に尽きます。





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