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マンガ家Mの日常
サッカーという競技の性質上、試合後3、4日間の休みが必要。
連日は体力が保たない。

で、
グループリーグの後、2、3日間の休息日があり、
決勝トーナメント1回戦終了後、3、4日間の休息日があり、
準々決勝、準決勝、それぞれの後でまた3、4日間の休息日がある。

選手達にとってはそうあるべきなんだけど、
ただ観る側からすると、休息日の間にテンションが下がる。
テニスのグランドスラムだったら、せいぜい休息日は1日間だけだし、
2週目は男女交互にしたりして、試合の無い日は作らない。
サッカーW杯も、もうちょっと何とかならないのだろうか。
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テニスのグランドスラム大会では、
やはり時々は下位の選手による番狂せもあるけれど、それ程多くはない。
特に男子シングルスは5セットマッチなので、前半押されても、
安定した強い選手が試合をまとめて、最後は勝利を掴む。

でも、サッカーの試合って、得点が少ないせいか、
思わぬ番狂せが多いように感じられる。
グループリーグで、日本がドイツとスペインに勝ち、コスタリカに負けるって、
どうにもバランスがおかしい。
短期決戦なので、大会の流れもあるのかもしれない。

それでもやはり、ベスト8は、世界の上位チームがしっかりキープしてきた。

日本もクロアチア相手に善戦したが、PKでシュート力の差が出た。

…それで、
何でサッカーが性に合わないかと言えば、
敗戦後のベタベタ感。
グランドに長い時間横たわったり突っ伏したり、
(サッサとベンチに引き揚げろ。)
それを他の選手が腕を引っ張って起こしたり。
インタビューでもベソベソ泣いたり。
こんなに感傷的なのは、スポーツの中でサッカー特有ではないだろうか。
選手も観客も、ヒロイズムに浸り切っている様子が気持ち悪い。
個人的には、そういうのが無ければ、もっと純粋にスポーツとして楽しめるのだけど。
選手も観客も、そういうヒロイズムが好きなのかな。

もう12月。
初冬の寒さもまだ程々。

サッカーW杯。
サッカーファンというわけではなくて、オリンピックと同じように、
大規模なスポーツイベントとして、ハイレベルの試合なら観たい派。
連日、TVのニュースやワイドショーでは、W杯に時間を割いて、大盛り上がり。
なのに…、Abema TVが好カードを独占して、楽しみに待っていた試合が全く観られない。
民放ニュースのはしゃぎっぷりが虚しい。
Abemaはメチャ高額な放映権料支払ったらしい。
無料放送だそうだけど、インターネット接続の設定やら何やらがあって、面倒。
そこまでして観る程の熱意は無い。
NHKBSとかでは、下位クラスのチームの試合を再放送とかしたりしていて、
何だか時間の無駄。

そして…
スタジアム建設や付近のインフラ整備の工事で、
この10年間程で外国人労働者およそ6500人が亡くなったという報道は、
ほぼ無視されている。
6500人の死者って、もはや戦争レベル。
有名アーティスト何人かは声明を出したそうだけど、
各国チーム、選手達は誰も声を上げず、ボイコットもしない。
(試合前に、人権侵害に抗議する動作をしたチームはありました。)
せめて試合開始の前に選手達と観客とで、犠牲者の為に3分間黙祷とかしてあげて欲しい。

どうしても日本のサッカー界が好きになれない。
Jリーグ発足時のトラウマ。

やたらとプロ野球を目の敵にして批判を垂れ流した。
企業の金儲けがどうこう言ってたけど、
皆が目指す欧州のクラブチームなんて、
南米の貧しい子供達を引っ張って来て、スター選手になったら、高額で売り買いする。
ほぼ人身売買じゃん、と思ってしまう。

そして、今日にも続く、日本情緒。
なぁ〜んか、変にイケメンになりきって、やたらと深刻ぶってるのが鬱陶しい。
インタビューでは、遠い目をして「泥臭く」を連発したり、
ちょっとした勝ち負けとかをやたら引きずる。
プロ野球選手はもっとカラッとしてるし、
テニス選手は切り替えが早い。
試合に負けた後、いつまでもダラダラとコートに居座って泣いたりしてない。
さっさとベンチに戻って、勝者に場を譲る。

そして、そして、
「ドーハの悲劇」って、いつまで言うねんっ!
真っ当なルールの中で試合に負けたってだけでしょ。
錦織君が、グランドスラム大会の度に、
全米オープンでのチリッチとの決勝戦を持ち出して嘆いたりしてるか?

まぁ、今の20代前半の若手選手達は、もう「ドーハの悲劇」も彼方の話だろうけど。

なんだろう、
いちいち深刻ぶらないで、カラッとサッパリした選手が増えれば、
もう少し楽しくサッカー観戦出来ると思うのだけど。

ウルグアイの試合は見ようと思う。
推しのカバーニも、これが最後のW杯だろうから。
このところずっと姿を見ていなかったけど、
2大会前の美貌を保ってくれているのだろうか。

羽生結弦のいない競技会。

オリンピックイヤーの直後は、ベテラン勢の引退や休養で、出場選手の層が薄く、
大会として見ると、やや物足りなくなりがち。
若手選手が出場機会を得るチャンスではある。

日本勢は、男女共、それぞれ安定した活躍を見せてくれた。 
ただ、残念ながら、驚きは無い。
目を見張るような選手は、次にいつ現れるのだろう。

今回、予約録画はしていなかったので、あちこち見逃した。
そんな中で、アイスダンスもほんの少ししか見ていないのだけど、
高橋大輔がどこまで昇るかは注目される。
リフトで脚のふらつきがあったり、
まだ全体的に上位を確保するまでにはいっていない。
しかし、 演技のフィニッシュ直前の手の動き等は、それだけでも見るに値する。
美しい手の動きの中に、音楽とドラマと感情が見事に感じられる。
ベテラン選手の醍醐味。

シングルスでは、若手選手が勢いよくジャンプを跳んで得点アップを狙っているが、
その他の要素では、動きがバタバタして、美しくも何ともない。