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マンガ家Mの日常
諸々、繰り返しになるが、

重要なのは、
どういった職種であれ、地位や対価に応じた責任があり、
それがプレッシャーとなり、
その責任やプレッシャーに耐えられる人が、その位置にいるという事。

厳しいように聞こえるかもしれないけれど、
大坂がメンタルに不調をきたすと言うなら、
トップの地位から降りて、66億円と言う年収も手放すしかない。
(新しくパナソニックの契約も入ったので、来年は70億円を超えるかも。)

パナソニックの新しいCMで、大坂を起用し、相も変わらず、
テニスより大事なものがある、と言わせている。

確かに、テニスより大事なものは色々あるに違いない。
しかしながら、その言葉に世界の人々が耳を傾けるのは、
大坂が一介の24歳の女性だからではなく、テニスの世界女王だからこそ。
そして、大坂が女王なのは、テニス協会やスポンサー、ファンあってこそ。
今の状況では、大坂がそうした団体や人々に感謝しているようには見えない。
(あくまでも、客観的にそう見えてしまうという事で、
 大坂本人から直接そういうメッセージは無い。)

全仏を途中棄権し、ウィンブルドンを棄権したのは、
記者会見拒否の問題で騒動になって、
大会や他の選手達に迷惑をかけるのを避ける為だったと思う。
しかし、見方を変えれば、
私の要求に応じなかったら、女王である私が大会に出場しないけど、
それでも良いの?という脅しに取れなくもない。
実際、今回の五輪での敗退後のインタビューゾーンのスルーでは、
関係者が騒然となった。
こうして既に、女王様のご機嫌を損ねてしまったのかと、
関係者に大いに気を遣わせてしまっている。

ただ、それ以前に問題なのは、
マスコミがやたらと大坂を持ち上げ、
大坂自身の意図ではないにせよ、その波に乗せられてしまっている事。

(続く。)
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