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マンガ家Mの日常
これが4回戦と言うのはあまりに惜しい。
準決勝、準々決勝あたりで見たかった。

NO.1ランキングのナダル対日本のエース錦織君。
正直言えば、もうちょっと差がついて負けると思ってた。
スコアは3−0でナダルのストレート勝ちなのだけど、
3セットとも1時間を越す白熱の展開。 1、3セットはタイブレーク。
ナダルもここまでとは予想してなかったんじゃないだろうか。
それくらい今日の錦織君は素晴らしかった。

今日の、と言っては失礼に当たる。これが錦織君の紛れもない実力。
解説の坂本さんだったか土橋さんだったかが、
錦織君の戦術能力を高く評価していた。
その通り、試合は錦織君の巧みなコースセレクションで
ナダルを走らせる展開となっていた。
錦織君に対して、初めてナダルが強そうに見えなかった。

最終的にナダルが勝利を収めたのは、やはりトップの実力で、
ここと言う時の大事なポイントを取る力、それに尽きる。
それが勝敗を分ける、トップとその下との小さくて、とてつもなく大きな差。

錦織君の方が若干エラーが多かった。
それと、やはりサーブ力。 エースの数に現れていた。

エラーは、おそらくはナダルのボールの回転の威力に負けたのだろう。
あと、いくつかは明らかなイージーミスもあるにはあった。
これは今後すぐに改善されていくだろう。

サーブ力と言う点では、身体が大きく無い分厳しい。
コースを突く精度を上げて行くしか無い。

課題は見えている。
プロの高いレベルにあって これを克服する事は簡単では無いのは承知している。
でも、あとこれだけで世界のトップに立てるのだと思うと、
見ている側としては気が逸る。

錦織君が1段階段を上がった試合だった。
次が待ち遠しい。
怪我の無い事だけを祈る。
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