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マンガ家Mの日常
ドキュメンタリー番組を鑑賞。

1時間半の長尺なので、それなりの波乱を期待したが、
ほぼ右肩上がりのサクセスストーリーだった。

テキサスの小都市で生まれ育ったノーランは、高校時代に野球の才能を開花。
同じ高校でテニスのエースだった美少女ルースと恋に落ち、結婚に至る。
 
メジャーに入団し、新人時代はノーコンで苦労するも、大一番での勝負強さも見せる。
移籍後、コーチから投球フォームを修正され、エースへと成長。
華々しい活躍の開幕。
更なる大球団への移籍のオファーも来るが、
息子の交通事故をきっかけに、家族生活の重要度を再認識し、地元テキサスに残る。

活躍に次ぐ、活躍。
そしてまた活躍。

42歳で再び移籍。
現解説が囁かれる中、44歳で7回目のノーヒットノーラン達成。
46歳で肘を故障して離脱。
数々の前人未到の記録を残して引退。

大家族に囲まれて幸せに暮らす。


おいおい。
立派過ぎて、ドキュメンタリー番組にありがちな教訓が何も無い。
故郷テキサスを愛する、素朴な人だったから、道を誤る事無く過ごせたのかな。
陽の当たる道を歩み続けた、真のヒーロー。

妻のルースも傑物だった。
美人でしっかり者。
そういう女性がプロスポーツ選手の妻にふさわしい。

同時代のライバル達、ピート・ローズやカル・リプケンJr.等に比べると、
ノーランの顔立ちはどうにも地味で特徴に乏しい。
ドラマの中途半端な3枚目俳優みたいな。
夫婦共に、年齢を重ねて、立派な顔立ちになった。

27年間に渡る長期のプロ生活で、あらゆるタイトル、記録を保持しながら、
何故かサイ・ヤング賞だけ獲れていない。
そこのところをもうちょっと突っ込んで欲しかった。

打者をのけぞらせる為の内角攻めや、お約束の乱闘。
楽しい時代だったなぁ。
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