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マンガ家Mの日常
前の晩から咳が出始めて、喉が少し痛い。
加えて、今朝起きると、腰に痛みが走る。
今日からテニススクールの新期なのに。

折悪く、水曜日午後と木曜日は、かかりつけのクリニックが休診。
どうせクリニックに行けないなら、少しでも身体を動かした方が良さそうで、
テニススクールに向かう。
思うように動けない。

いくらか涼しくなってはきたけど、
雨天で気圧が急激に下がると、頭痛と倦怠感が襲って来る。
夜中は蒸し暑くて、よく眠れない。
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ネットのニュースサイトの合間に、おすすめマンガが挟まれて来る。
これが「マンガ」と言われてしまうのか?と、情けなくなるレベルのものもあれば、
絵はボチボチだけど、コンセプトがしっかりしているものもあったり、 
完全にプロの作品もある。

最初からデジタルをメインで描こうとしている人は、
画面もネームの展開も、デジタルの特性に合わせた手法を用いている。
スマホで読みやすいし、わかりやすい。
でも、その分、流れがパターン化しがちに見える。
このパターンは飽きられるのも早いような気がするが、
スマホで、短いニッチな時間で、無料で読み飛ばすのだから、邪魔にはならない。

一方で、最近見た作品では、
コマ割りが明らかに「紙」ベースの描き方で、
全ての要素で完成度が高かった。
ただ、デジタル配信で、日々、短いページ数で読ませる為か、
1ページ当たりのコマやセリフの分量が多い。
通常の雑誌掲載の作品の2〜3倍。
絵の上手さは伝わるが、どうしてもセリフだけを追ってしまう。
また、スマホで部分的に拡大して読もうとすると、
紙ベースのコマ割りではかえって面倒。
ジレンマ。

それにしても、これ程実力のあるマンガ家が、デジタル配信で、
ギュウギュウ詰めの短編を発表しなければならないのは、何とも惜しい。
アイデアを捻出する苦労で、疲弊してしまわないだろうか。
編集者はどう思っているのだろうか。
デジタル配信で良い成績が出たら、コミック化されるケースもあるが、
逆に、これ程ギュウギュウ詰めの画面では、コミックでは読みづらい。

やはり、
マンガは雑誌ありき。

もう10年くらい前になっちゃうのかな。
U2ツアーのサンノゼで知り合った、シャノンとその娘さんとお友達。
入場の列で近くになって、少し話をして、
帰りは車でホテルに送ってくれた。
LAだったかNYだったか、
やはりツアーで行って、帰国便が悪天候で遅延した時、
Facebookに投稿したら、
離陸しないようだったら、ウチに泊めてあげるよと、コメントをくれた。
幸いその時は4時間くらいで出発できたのだけど。

それから数年後、
娘さんの雰囲気が少しずつ変化していっていた。
ショートボブだった髪が、ベリーショートに。
服装もボーイッシュになっていっていた。

それからさらに数年後の今、
男性もののスーツを着て、顔の輪郭に髭まで生やしている。
完全かどうかはわからないけど、トランスしていっているのかな。

シャノンは懐の深い人で、親子関係もとても良好だったので、
トランスも良い方向で進んでいるのだろう。

幸せの形は深い。

以前書いた、ミシェルとその孫息子。

ミシェルは相変わらず孫息子をロックコンサートに連れ回してる。
そして、パスポートも取得させ、海外のコンサートにも同行させるらしい。

他所様の事だから、口を挟むものでもないのだけど…。

そういう育て方だから、息子が薬物依存症に陥ったのではないかと危惧する。

大人のロックな生活に子供達を引き摺り込むのはどうだろうか。
何か、子供達を勘違いさせてしまうように思える。

ロックな生活には、社会から飛び抜ける自由さがある。
でもそれは、まず社会規範がどういうものかを見定めてからでないと、
飛び抜け方を誤る危険性がある。
どこまで自分の力で出来ている事なのか、
(家族のお仕着せでなく)本当に自分はそれを求めているのか、
どこまで飛び抜けるのが、自分にとって良い事なのか、等々。

ミシェルとしては、これまでも海外ツアーに行っていて、今後も行きたい。
その場合、未成年の孫息子をほったらかしには出来ないから、
海外ツアーに連れて行くのが良いと判断したのだろうけど。
この機会に世界を見せるのも悪くないと。

でも、やっぱり、
Facebookの写真で見ると、
まだ7〜8歳くらいの幼い孫息子が、大人の環境に染まって、チヤホヤされて、
調子付いている表情をしているのが、何とも薄ら寒い。

29日、大阪で開催されるチープトリックのフェアウェルコンサート。
T2に頼まれていたチケットをレターパックプラスでホテルに送る。

チェックイン前日にホテルに届くように、
送付する日を注意しなくてはならないのが、ちょっと面倒。
で、チケットを入れ忘れていないか、いつもビクビクしてしまう。

タイからコンサートの為に日本まで来るのだから、楽しんで欲しいけど。

東京だったら、受け渡しがもっと気楽なんだけどなぁ。