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マンガ家Mの日常
4月1日。
新しい年度になりました。
この日に生まれた子供は早生まれの方に組み込まれるとか。 

先週の不審な通報の件で、警察署で改めて話を聞こうとしたけど、
当日の警察官は「話す事は無い。」とすげない口調。
仕方ないので、とりあえず被害届と苦情申し立て書を出しに行ったら、
生活安全課に通され、担当者と長話になった。
その担当者は当日来た人ではなかったので、また一から説明し直さなければならない。
当日についても知らないし、それが具体的にどう処理されているかも知らず、
警察の一般論が続いて、堂々巡り。
(当然だと思うけど)担当者は警察側の立場を守ろうとするばかりで、
こちらの被害や不安に対しては手を尽くそうという話は全く出ない。
不審な通報に関しては「警察の法的被害とは認めない。」として、
被害届を出させない。
小さい出来事に煩わされたくないのだろう。
「記録には残すから、3回くらい同じような事があったら、わかる(調査する?)。」
と言ってたけど、
それって、いつもの、大きな被害になるまで待つパターン。

そして担当者は苦情申し立て書については触れようとしない。
出して欲しくないから、こっちが失念するのを待っている。
それでも出したい意思を告げると、担当者に報告して、ロビーに連れられて行った。

ところが、担当者不在で1時間近く放ったらかし。
生活安全課での長話は無駄だったし、更に待たされては、その後の用事に差し支える。
ようやく担当の係長が来たかと思ったら、また別室に通されて、
メモ用紙を広げて、また一から話し直すよう言われた。
そんな事をしていたら、次の用事に間に合わない。
流石に怒った。

連絡の確認用に名刺をもらって一旦引き上げようとしたが、
名刺も出したがらず、グズグズ言う。
(知人弁護士によると、名前さえ言いたがらない警察官もいるらしい。)
そんなこんなで再び怒った。
対応が不味過ぎる。

ようやく上司の課長も出て来て、2人ともやっと名刺を出した。

苦情申し立て書は、特に書式に指定があるわけでもなく、
ただ書いて提出するだけのものだそうで、
だったら、ウチで精査しながら書いて、改めて連絡を入れて持参する。

不審者よりも、警察の方が迷惑だ。

エイプリル・フールとして過ぎ去れば良いのに。
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一昨日、ポケ友さんからLINEが来て、
ピアノリサイタルの招待券のお裾分けに預かり、
今日、サントリーホールに行って来ました。

ジョージ・ハリオノ。

クラシックには疎いので、全然知らなかった。
チャイコフスキーコンクール2位入賞の期待の若手。
英国出身。
若さそのままに、外連味のない瑞々しい演奏でした。

最近、ピアノの話題はあまり聞かないかなぁ。
その昔は、ブーニンとかキーシンとか、
アイドル的人気のスーパースターがいたけど、
今、そこまでのスターは見当たらない。
戦争の影響で、ロシアの音楽家達も海外ツアーはし難い(出来ない?)だろうし。

戦争は芸術にも影を落とす。

警察官が来た。
大量に来た。

最初、付近でケンカの通報があったと言われて、
何も聞こえてなかったから、そう言って断ったのだけど、
すると、少しずつ話が変わって来た。
このマンションのこの階で大声や大きな物音が聞かれたとなり、
私が何か大きな音を立てたかとか、TVを大音量でつけたかとか聞かれた。
いずれも心当たりが無いし、他の部屋からの物音の可能性もあるので、
マンションの他の住人や、元の通報者に聞いてくれと言ったけど、
更に粘られて、帰ってくれない。
その後、私の部屋番号特定で、女性の悲鳴が聞かれたと、
そういう通報があったと言われた。

「誰かに脅されていないか、確認の為、玄関を開けてくれ。」と言われた。
「中には入らないから。」と言われたけど、そういうのって信用出来ない。
開けた途端に踏み込まれたら太刀打ち出来ないから怖い。
このご時世、警察官のバッジや制服を見せられても、
警察官を騙った詐欺も増えているので、素人では判断のしようが無い。
氏名と身分証の提示と電話番号を求められた。

しかたなく玄関は開けて、それで終わりにしてもらったけど、
その直後に、今度は生活安全課の人達が来た。
部屋に来られるのが嫌だったので、エントランスまで降りて行ったら、
7、8人の警察官がズラリと立ち並んでいた。
同様の話をさせられ、ついでになのか、職業まで聞かれた。
通報者については個人情報だから教えてもらえず、
非通知だと特定が難しいと言われた。
(法律家の友人によれば、一応通報者に聞き取りするらしい。
 警察なら、非通知でも発信者を特定出来るよね。)
でも、だったら私の個人情報をあれこれ聞き出すのはどうなんだ。

通報自体が何らかの嫌がらせの可能性もあるのだけど、全く何も心当たりが無い。
ストーカーやDVとか、実際の被害で苦しんで被害届を出す人達が雑に扱われて、
被害が拡大してしまったという報道にも接しているので、
警察の対応に矛盾を感じる。

事件の通報に対して、徹底して調べるという警察の姿勢は理解出来るけど、
居丈高な態度をされるし、顔も知らない警察官を直ぐには信用出来ない。
普段、もう少し丁寧に対応してくれていれば、協力する気にもなれるのだけど。
古着を着て近所を歩いていたら職質されるし、
落とし物のスマホを交番に届けたら、ケースからお金を抜いたかのように言われるし。

Facebookで相談も兼ねて投稿した際には、
警察官の顔が映らないようにトリミングした写真のみアップしてるけど、
一応全部ビデオに撮った。

でも、今回こんなあり得ない騒ぎで警察官を追い返して、
それが嫌がらせの前フリだったら?
次に本当に被害にあった時、狼少年扱いされたら?
色々と怖くなる。

桜、桜、開花。
ほんの短い期間だけど、
日本が一番日本として輝く季節。

昨夜、T2が大阪でコンサート鑑賞。
無事入場できてホッとした。

でも、何らかのトラブルはあったらしく、
周辺の人達が誰も英語を話さないので、ちょっと困惑したらしい。
会場のスタッフは丁寧に対応してくれたそうで、良かった。

コンサート終了後、メッセージに写真が届いて、
なんと、バックステージパスを下げて、バンドメンバーと写真を撮っていた。
最初、どういう経緯でそう出来たのかわからず、ビックリ!
よくよく聞けば、ミート&グリートのチケットを購入したそうだ。
チケット予約の時はそれは無くて、
よくわからないけど、プロモーターとは別の販売だったとか。

いずれにしても、
再びT2が日本でコンサートを満喫できて安心した。

今回もT2はタイからお土産を携え、来日直後に名古屋から郵送してくれた。
可愛らしい民芸品のネックレス。
フォークロア的な普段着に似合うだろう。

実話を基にした社会派コメディ映画。
第72回ベルリン国際映画祭、主演俳優賞、脚本賞受賞。


2001年、9.11アメリカ同時多発テロの1ヶ月後、
ドイツで暮らすトルコからの移民一家クルナス家の長男ムラートが、
結婚相手の宗教について学ぼうと行ったパキスタン旅行中に、
タリバンとの疑いをかけられ、逮捕され、
悪名高きキューバのグアンタナモ米軍基地収容所に収監された。
知らせを受けた母親ラビエは、人権派弁護士ベルンハルトに救出を依頼する。

ドイツ在住のトルコ移民という立場の為、両国政府の支援を得られず、
キューバに置かれた米軍基地収容所という特殊性から、
現地とのやり取りも叶わず、救出手続きは難航する。

ベルンハルトが国際社会への訴えかけとして
母親であるラビエを記者会見等の表舞台に立たせると、次第に注目を集め、
遂にはブッシュ大統領を相手取った裁判となる。
(ブッシュ大統領は登場しませんが。)

度々失意の底に落とされながらも、諦める事なく戦い、
およそ4年後にようやくムラート救出となった。


テロ、グアンタナモ、等々、生々しい記憶が蘇る。
今作の主人公ラビエは、まさに肝っ玉かあさんという感じで、
何事も無ければ、3人の息子を育てる専業主婦として、家事に勤しみ、料理好き。
一転して、家族の危機に際して、パワフルで、めげず、押しの強さを発揮する。
ラビエの天然な明るさが元のテーマの暗さを吹き消している。
ベルンハルトも、最初はラビエの押しの強さに閉口しながらも、
次第に心惹かれて行っているように見える。

結果として、ベルンハルトの粘りと戦略が功を奏して救出に漕ぎ着けたわけだけど、
4年は長いなぁ...。
生きていて良かった。
長期の収監はトラウマを引き起こしただろうけど、
あの元気一杯のお母さんがそばに居れば大丈夫だって思える。
夫と下の幼い2人の息子達も、母親不在をよく我慢した。
母親がいない間、自分達で食事の工夫をしたりしてた姿も健気。
家族愛にジワる。