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マンガ家Mの日常
小休止。

フリーランスの人生では、祝日に気付くのが遅れる。

一気に冬。 
そろそろシャワーだけでは冷えが気になる。

正月の支度も考え始めねばならん。

マンションの管理会社からリフォームの見積もりが届く。
今日は金額を見る気力が無い。
財産が削られるのが、人生を削られるように感じる。
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スマートチケットの略称。
何が「スマート」なのか不明だけど。

先日、T2に頼まれたチケットの先行予約の申し込みをしようとしていたら、
何故か予約が進められない。
焦る。

どうやら、スマホで表示するチケットのみで、
PCからはアクセス出来ないようになっている。
紙チケットが無い。
スマホを持っていなければ、誰かと一緒に行くとかしない限り、
コンサートに参加できない。

紙チケットの郵送も気を使うけど、
電子チケットでT2に譲渡できるのかどうかが分からなくて、迷った。
日本のe-プラスのアプリやチケットぴあの登録が必要なんだろうか。
それは、T2の場合でも可能なんだろうか。
チケット代も安くはないし、もしダメだったらと思うと、迷ってしまった。

結局、どうしたら良いか分からないまま、一応申し込んだ。
出たとこ勝負か。
でも、国内ならともかく、タイから渡航してくるT2に、
チケット譲渡が出来ないとは言えない。
とりあえず抽選結果を待って、改めて調べる。
多分、何か方法がある筈。


最近はコンサートチケットの予約方法も分かり難くなって来た。
それでいて、転売ヤーを全然防げていない。

感想。

個人的に、
自分が恋愛体質ではない事を思い知らされたね。
韓国(米韓合作)のロマンス映画の緩いムードにも合わなかった。

2人共、恋愛感情を引きずりながら、はっきりとは踏み出さない。
恋愛(相手)より、自分の方が大事。
だったら、キッチリ踏ん切り付けとけよと思う。

夫アダムの立場に立ったら、嫌でしょ。
ノラとヘソンが、自分の目の前で、自分にはわからない韓国語で話してる。
映画を観てる観客には、それが恋愛の話だとわかるので、
アーサーが一層気の毒だし、
なんか、気持ち悪いし、狡いし。

で、「縁」がどうのって、
自分達だけ運命的な恋愛をしてるかのように浸ってる。
ハイハイ、どうぞお好きに。

前世で何かあったのか、
今世では結ばれない運命らしい、
来世でまた出会うかもしれないし、また破局するかもしれない。
輪廻転生で、運命は何千回も回り続ける。
そう結論づける。

そこでちょっと怖くなるのは、
12歳で初恋、
24歳で連絡、
36歳で再会、
という、12年周期のペース。
これは既に、ある種の輪廻転生を示唆しているようで、
48歳で再再会からの不倫をやらかすのかも?
でも、この2人はそんな根性無さそうだな。
いや、踏ん切りを付けられないからこそ、「不倫」があるかも。

どっちにしろ気の毒なのはアーサーで、
結婚して正式な夫ではあるけど、自分は2番手で、運命の相手には勝てない。
どんなに愛しても、ノラの心に生まれながらに染み付いた韓国文化のように、
ヘソンの面影は消える事はない。
だって、「縁」の相手だもの。
フツーの男性だったら、嫉妬して、離婚。

ノラが、仕事での成功に重心を置いて、ヘソンを追わないってのが、
恋愛よりも仕事を優先する新時代のヒロインだなんて言う考察もあったけど、
そんなの、女性をバカにし過ぎ。
これまでだって、仕事に重心を置いて来た女性達は大勢いる。
そう言う女性達は、男性に対しても礼節を持って、
別れるなら別れるで、キッチリけじめを付けてきた。
相手にだって人生があるでしょ。

ラストシーン、
ヘソンが韓国に帰るのを見送った後、
ノラは号泣してアーサーに抱きかかえられる。
要するに、ノラは12歳の頃から、自意識優先で、
うまくいかない事があっても、グズグズ泣いたら男が支えてくれる、
そう言う立ち位置にいた女性って事。
そんな状況を許すアーサー、マゾなのかな。

ヘソン、36歳にもなって独身で、これからどうする?
アーサーは妻の実質的「元カレ」ヘソンに会って、
ちょっと爽やか好青年だったから、ヤバイと思っただろうな。
でも、仕事面ではボチボチな感じだし、優柔不断なのは見え見え。
もしヘソンが様変わりして、こ汚い田舎のおっさん風だったら、
ノラは何も気にせず、サクッと切ったかも?
もしヘソンが大成功して、パリッとしたスーツを着こなしていたら、
ノラは、自分の後ろ盾としてヘソンをゲットしようとしたかも?


観客の立場では、仕事に対する姿勢や恋愛遍歴の違いで、
意見が割れそうな映画でした。

デビス杯準々決勝スペインvs.オランダ。
日本時間20日午前1時スタートの試合をオンデマンド中継で観戦。
(シングルス2試合は頑張って観ましたが、
 ダブルスの前に30分のインターバルがあり、そこで寝てしまいました。)

スペインチームはナダル敗退の後、
アルカラスがストレートで勝利して、準決勝進出に望みをかけるも、
ダブルス巧者のオランダチームが勝利をもぎ取った。

公式戦でのナダルのラストマッチとなった。 

折れない心、
どこまでも直向きにボールを追う姿、
奇跡のような快心のウィニングショット、
ワイルドなガッツポーズ。
全てがテニスファンを惹きつけてやまない、輝けるテニスの星。

もしナダルという選手が存在しなければ、
同時代の多くの選手達がグランドスラムを手に出来た?
いや、ナダルという崇高な頂きが雲上に聳えていたからこそ、
後に続く選手達は鼓舞され、転がり落ちても、磨かれた石となった。

不世出の偉大なクレーキング。

輝かしい時代をありがとう!

第96回アカデミー賞作品賞、脚本賞ノミネート作品。
韓国人カップルの出会いと別れを描いたロマンス映画。


2000年、韓国ソウル。
12歳で同級生のナヨンとヘソンは幼くも淡い初恋関係。
成績優秀で気が強いが泣き虫の少女ナヨンを、
穏やかな性格の少年ヘソンがなだめ、支えている。
ナヨンの父親の仕事の都合で、一家はアメリカに移住。
ナヨンはアメリカ式にノラと名乗るようになる。

12年後、徴兵を終えて一息ついたヘソンは
SNSでノラの父親の仕事関係から連絡先を調べ、連絡する。
暫くの間スカイプで熱心にやり取りするが、
NYで脚本を勉強中のノラと、やはり大学で勉強中のヘソンは、
それぞれ自分の都合優先で、お互いに相手に自分の所に来るよう言うばかりで、
自ら相手を訪ねようとはしない。
間も無くやり取りは途切れる。

ヘソンは仕事先で女性と出会い、付き合うが、破局。
ナヨンはワークショップで知り合ったユダヤ系男性脚本家アーサーと結婚。

12年後、ヘソンは再びナヨンに連絡を取り、
結婚している事を承知の上でNYまで会いに来る。
アーサーも交えて3人で食事に行ったりするが、気まずい空気が流れる。
韓国の「縁」の思想で、結ばれない運命を悟り、静かに別れる。


ちょっと時間が無くて、
感想は後日。