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マンガ家Mの日常
若い妻が老年の資産家夫を殺害したとされる裁判。
真相は本人のみぞ知る。

裁判の行方はともかく、相変わらずマスコミは無責任な報道を垂れ流す。

告別式で妻が笑ってたっていう、TV番組での見出し、
それは妻犯人説を誇張しようという意図が明らか。
告別式に足を運んでくれた参列者を、喪主がもてなすのは普通の事。
参列者はご家族の悲しみを和らげる為に、出来るだけ穏やかに接しようとするし、
故人の生前の話をすれば、笑い話も出て来る。
笑って、何が問題?


とある、美人の友人が、早くに夫を亡くした。
告別式の時、彼女が会社の同僚らしき男性達にグルリと囲まれて会話していたとか。
その様子を見た別の友人は、喪主としてあるまじき行為だと憤慨していたが、
多分、同年代女性としての嫉妬だろう。
葬儀告別式には、様々なドラマがある。


告別式で笑ってたって良い。

でも、
若妻が老夫を殺害したか、殺害していないか、
それとは別の話。

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ストーリーの続きから。


トーマスは親と和解できた感謝を告げに来るが、
再びニューライフの思想に深く戻ってしまい、
チャーリーの同性愛を否定しにかかる。

娘に罪滅ぼしをしたいチャーリーに、エリーは読書感想文の代筆をさせる。
「白鯨」の感想文で、チャーリーはエリーの子供時代のものを提出。
何も気付かなかったエリーは、良い点数が取れなかったと激怒するが、
チャーリーは、子供時代の素直な文章こそが最上だと語る。
憤慨して出て行こうとするエリーに、チャーリーは感想文の音読を頼む。
巨体を必死の思いで起こして歩こうとするチャーリーの姿を見て、
エリーが感想文を読み上げると、
チャーリーの巨体が浮き上がり、白い光に包まれる。


ほぼ事前の情報無しで観たので、予想と違って、感動も増した。
舞台劇の映画化は退屈になる事が多いけど、
今作は複雑な設定を上手く構成し、感情を良い流れで揺さぶった。

TVで時々放送される超肥満体の人の番組では、プアホワイトが多いようだが、
チャーリーは知的で繊細なタイプ。
ただ、やはり食欲の神経はどこか壊れていて、
ストレスを感じると、鬼気迫る顔で無茶食いに走る。
孤独で生じる精神的な飢餓感が、食の飢餓感に変換されている。

今作では、「聖書」と「白鯨」が重要なモチーフとなっていて、
どちらもアメリカの人達にとっては人生の一環のような書物だけど、
日本人からするとやや距離があって、両作を詳しく読みこなしていないと、
今作を理解しきったとは言えないかもしれない。

「白鯨を倒せば人生が変わる。」
それが、エイハブ船長の信念のようなものであり、
今作の登場人物達にとっての、それぞれの「白鯨」がいる。

彼らは「白鯨」を倒せたのだろうか。

童顔のブレンダン・フレイザーが、丸い目をクルクルさせると、
余計に傷付き易さが際立ち、物悲しくなる。
ブレンダン自身も、美男俳優としてハリウッドでスターの道を歩みながらも、
セクハラを受けて鬱状態に陥り、過食で太ってしまった。
今作で本格的な復活となる。
願わくば、体調管理して、もう少し体を絞って欲しいかな。


(完了。)

またもやYahoo!から商品券使用期限のメールが来ていた。
よくわからないのだけど、これは通信会社のポイントサービスだろうか。

前回は1000円分だったけど、
今回は200円分が2回に分けて提示されている。
200円では何程の物も買えないが、
400円で見てみると、USBケーブルがあったので、ちょうど良さそう。

今日の深夜が期限なので、申し込みをしようとしたが、
商品画面から先、どこをタップしても反応せず、カートにも入れられない。
エラーなのか、何かやり方が悪かったのか?

Yahoo!ショッピングは使い辛くてストレスになるばかり。

時間をおいてもう一度試してみるが、
今回の商品券は諦めるしかないかもしれない。

舞台劇の映画化。
主演のブレンダン・フレイザーが第95回アカデミー賞主演男優賞受賞。
監督は「レスラー」「ブラック・スワン」等のダーレン・アロノフスキー。


超肥満体の英語講師チャーリーは、
自宅からオンラインで、ウェブカメラをオフにして講義を行っている。
鬱血性心不全で、看護師のリズからも余命数日と宣告され、
離婚後8年の間、離れていた一人娘エリーに連絡して家に呼ぶ。

チャーリーはかつてメアリーと結婚していたが、
リズが8歳の時、教え子の大学生アランと恋に落ち、同性愛を自覚して、離婚。
しかし、新興宗教ニューライフの熱心な信徒を親に持つアランは、
同性愛を厳しく責められ、入水自殺してしまう。
最愛の恋人を失ったチャーリーは爆食に浸り、超肥満体になってしまう。
チャーリーを親身に面倒を見ている看護師リズはアランの妹。
リズは手術等の積極的治療を受けるようチャーリーに勧めてきたが、
保険に加入しておらず、資金が無い事を理由に固辞している。
しかし、実際は12万ドルの貯金があり、
離婚の罪滅ぼしの意味もあって、娘のエリーに全額渡すつもりでいる。

或る日、ニューライフの宣教師を名乗る青年トーマスが戸別訪問に来る。
ニューライフのせいでアランを失ったチャーリーは教義の話を断るが、
トーマスはチャーリーには神の救いが必要だと言って、通うようになる。
エリーから、ニューライフは個別訪問をやめていると見破られ、
トーマスは大麻を吸わされ、自分の置かれた立場について語り出す。
素行不良でニューライフ信徒の親から追い出され、
教会から約2000ドルを盗み出して、家出。
ぼちぼちお金も底を尽き、焦っていた。
エリーは無断でトーマスの告白を録音し、SNSに暴露。
すると、トーマスの親は盗みを許し、戻れば家に迎え入れると言う。
エリーの行為は悪意からであって、母親のメアリーはエリーは邪悪だと言い切るが、
娘の将来を気にかけているチャーリーは、結果オーライで、
エリーは良い事をしたと褒める。

(続く。)



猫を飼いたいという希望は、どうにも叶う見込みが無い。
一人暮らしで、旅行に出る期間が長かったりするので、
どこまで責任を持って飼育出来るか、何とも言い難い。
そうこうしてるうちに、ペットを飼い始めるには遅い年齢になってしまうだろう。
万が一の場合に、遺されたペットを引き受けてくれる家族もいない。

当面、ネットニュースの合間に上がってくる、猫の記事や動画で和む。
幾つかのタイプがあるようで、
一番気になるのは、道端で発見されて、ボロボロに弱った子猫が救い出され、
少しずつ回復して行く様子を綴ったもの。
人間不信で凶暴になった猫が、優しい飼い主の元で穏やかさを取り戻すのも良い。

そんなふうに、何者かを幸せにしてあげられたらと思う。