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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意。



北欧サスペンスのミニドラマシリーズ、全10話。
タイトルは忘れていたんだけど、
録画して見始めると、以前見たのを思い出した。
でも、やっぱり具体的な展開は忘れちゃってるなぁ。


フランク(養子)とサラ(実子)は幼い頃、車の爆破で両親を殺害された。
別々の家庭で育てられ、フランクは養子先の名字に変えられる。
フランクは将来有望な弁護士になり、サラは父親の跡を継いで警察官になる。

両親の殺害に疑問を抱き続けるサラは独自に調査を続け、
殺害当日、現場に同僚警察官ヤーヌがいたことを突き止める。
ヤーヌは地元ギャングのボス、ヴァルドマンと繋がっていた。
サラの父親マルティンもヴァルドマンとの繋がりがあり、
裏切って殺害されたと、ヤーヌから聞かされる。
納得がいかないサラは、嫌がるフランクを巻き込んでヴァルドマンを調べ始める。

フランクはヴァルドマンの顧問弁護士スヴェン・エリクの事務所に移籍して、
ヴァルドマンに接近すると、次第に裏の仕事を任されるようになる。
調査の手伝いを恋人のパトリシアに頼むと、
パトリシアは銃撃され、意識不明の重体になる。
サラはヴァルドマンに復讐すべく、麻薬密輸を暴こうとするが、失敗。
薬物依存に陥った過去があり、離婚して、子供を失いそうになり、
再び精神的に不安定になる。

サラとフランクはヴァルドマンの元妻と接触し、事件の真相を知る。

当時、筋肉増強剤の服用で攻撃的になっていたヴァルドマンは妻を虐待。
カウンセラーであるサラの母親エヴァに相談し、逃げる計画を立てる。
憤慨したヴァルドマンはエヴァの殺害を企て、実行したのだった。

スヴェン・エリクの協力も得てヴァルドマンを追い詰めるが、
娘のテレーゼと共に国外に逃げられそうになり、
テレーぜのバッグに少量のドラッグを仕込み、逮捕させて時間稼ぎを試みる。
しかし、車のダッシュボードから銃が発見され、
テレーゼは重い罪に問われ、持病の双極性障害が酷くなり、自殺する。

テレーゼに思いを寄せていた、ヴァルドマンの部下マルコスは、
サラの存在に気づき、殺害を試みるが、サラに返り討ちにされる。
マルコスからの連絡で、ヴァルドマンはフランクの正体を知る。

フランクはヴァルドマンの密輸等の犯罪を立証して刑務所に入れようとするが、
検察官は承知せず、逆にフランクが犯罪の共犯者として逮捕される。
テレーゼの葬儀の日、ヴァルドマンは元妻に銃で撃ち殺される。


事件の真相がDVだったっていうのはちょっと拍子抜け。
その他の犯罪の状況が結構ヘヴィだからね。
でも、全体としては見所が多く、バランスも良くて面白かった。

大分前に放送されたドラマが何故いま再放送されるのかなと思ったけど、
シーズン2が制作されているのね。
近々放送予定なのかな。
今回改めて見て、ラストで
フランクが逮捕されてフェードアウトっていう終わり方がモヤモヤして、
これはシーズン2を作るイメージがあっての事だったのかと納得。
ヴァルドマンは死んじゃったけど、イケメン部下マルコスは、
サラにボコられて病院送りにされたけど、生きてはいる。
その前に脱獄したりもしてたから、もう刑務所から出られないかな。
となると、シーズン2での登場は無いか。

気のいいお嬢さんでしかなかったテレーゼを自殺に追い込んでしまった
罪の意識は、サラとフランクにもっと背負わせて然るべきとも思う。
フランクは人妻のパトリシアを寝取っちゃったわけだし、
サラは警察官なのに、まだドラッグの依存症から抜け切っていない。
幼い息子と離れるのは嫌だけど、仕事に夢中になると息子そっちのけ。
仕方ないけどね。
息子は怯えてる。トラウマになりそう。

ヴァルドマン役のトマス・ボー・ラーセンは、
別のドラマでは主役で人情派の熱血刑事を演じてた。
北欧の人気俳優って、善人も悪人も縦横無尽に配役される。
日本では、映画はともかく、TVドラマシリーズでは、
俳優の役所はイメージがやや固定されがちかも。

とりあえず、シーズン2の放送を待ってみる。




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