前シーズンでそれぞれ恋人との別れを経験し、そこそこボロボロになった３人。

ところがと言うか、やはりと言うか、
それぞれ元恋人と復活しそうだったり、新しい恋人が出来そうだったり、
更には仕事で大昇進と、あらゆるハッピー続き。

なぁ〜んだ、つまんないの。

新しく社会に出る２０代女性への応援歌的なドラマで、
フェミニズム等々への切り込みもあり、見どころもあったけど、
全体としてはご都合主義に落ち着いてしまう。
そうゆうとこがリアリティに乏しい。
編集長のジャクリーンは完全におふくろさん的に３人を取り立てる。

恋人との別れや失職等で、お金を節約する為にも今は３人で同居中。
NYのアパート代はバカ高いからね。
本来なら大学出たての２０代の彼女達なら、
住めるのはせいぜいブルックリンとかじゃないかなぁ。

で、若干２７歳で異例の編集長（見習い）に抜擢されたジェーンはともかく、
失業を繰り返してるキャットや新人スタイリストのサットンは
経済的に微妙な筈なんだけど、
相変わらず皆して新しいおしゃれな服を取っ替え引っ替え。
何だろうなぁ...。
最新のファッションでキメこんだら、
そりゃあNYのストリートを堂々と歩けるだろうし、
大物と渡り合うにも臆せずにいられる。
でも、現実はそうはいかないでしょう。
ドラマだから仕方ないけど。

いっそ、女の子達のクローゼットと月々の被服費を正確に打ち出して、
彼女達が毎日コーディネイトに苦労しながら出社するのを
ドラマの中で見せたらどうかな。


コロナとかの影響もあってか、
ファイナルは次回６話で打ち切り。
落とし所はどうなるのかな。