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マンガ家Mの日常
「ゴシップガール」に続く恋愛ドラマとの触れ込みだったので、
録画して、4話目まで視聴。

う〜〜ん。

経済学を専攻する女子大学生ペイジが、
ルームメイトの親友キャシーに誘われて映画のオーディションに行き、見事合格。
昨日まで全くの一般人だったヒロインが、
ある日突然スターの仲間入りをする事になり、当惑しながらも撮影を続ける、
シンデレラ・ストーリー。

ペイジは映画スターを夢見ながらも、勉学を望む両親の期待に背けない。
キャシーは学費を稼ぐ為に、トップレスメイドのバイト。
同じくルームメイトで脚本家志望のジェイクは、
ペイジといい感じになりそうだったが、ペイジの芸能界入りで関係が崩れる。
子役時代からのスター、レイナーは女性関係のトラブルが多い。
レイナーの母親で、映画プロデューサーのニーナは、後ろ盾を失い苦闘。
レイナーの俳優仲間ジョーダンは、ニーナと秘密の関係にある。
同じく子役上がりのスター、アレクシスは、ヒロイン役を奪ったペイジに嫉妬。
また、レズビアンを公表出来ずにいる。
レイナーの元カノで歌手のタンジーは、ステージママの影響下で悩んでいる。

等々、
ハリウッドの映画製作が舞台でありながら、
今時の若者に関係しそうなテーマが盛り込まれている。

しかし、
「ゴシップガール」に比べると、
出演者達の容姿のレベルが低く、チープ感が否めない。
若手俳優がゾロゾロ出て来るだけで、周辺の大人達の存在も物足りない。

そして、まず、何よりも、
大学の演劇部でちょこっと舞台に立った程度のど素人が、
ハリウッドの大作映画のヒロインに抜擢されるなどと言う設定が、
もう、どう考えても荒唐無稽。
その段階で不信感が募り、感情移入なんてあり得ない。
映画スターになるのが夢だったと言い、更にはど素人のくせして、
大学の講義と両立させたいとか言って、
エージェントとの顔合わせや映画の衣装合わせ等、
本来大事な仕事の一部である事に対してグズグズ文句を言うなんて、信じられない。
美人で、プロ意識が高くて、演技が出来る女優は、ハリウッドにいくらでもいる筈。

このドラマを見て楽しめるのは、せいぜいローティーンまでだろう。
それを踏まえて、
様々なテーマに絡む性的なシーンの表現等は、どうするつもりなんだろうか。

ペイジを演じるベラ・ソーンは、まだ20歳そこそこながら、
幼い頃からモデルや女優、歌手といった、マルチの長いキャリアを持つスター。
ところが、吹き替えを務める声優さんがこのペイジ役1人だけ下手。
台詞回しがたどたどしくて、発声の抑揚にも欠ける。
ど素人がいきなり映画スターになった設定で、ペイジが更に大根に見える。
どうやら、この声優さんはアイドル女優出身らしい。
そう言うのやめて欲しい。

アメリカ本国では、既にシーズン2終了で打切りと言われているらしい。
仕方無いね。
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