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マンガ家Mの日常
1対1の対話形式を主体に謎解きが進められる、
デンマーク発のミステリードラマの第2シーズン。

第1シーズンの主人公の刑事ビヨンの元妻の心理セラピスト、
スサンネが主人公となってドラマが展開される。
第1シーズンの話をすっかり忘れていた。
続けて見ていれば、もっと感情移入し易かったかもしれない。
惜しい事をした。
第3シーズンの製作も決まっているそうなので、できれば今作を覚えておこう。


心理セラピストであるスサンネの診療を受けに来た男ジョンが、
催眠治療中に連続殺人の告白をする。
スサンネは知人の警察本部長リカートに捜査を依頼するが、はねつけられる。
リカートの妻シャルロッテから、女性失踪事件の元担当刑事ルイーセに
話を聞くようアドバイスされる。
ルイーセからは、ビヨンとスサンネの娘クリスティーナとの関連を伝えられる。
クリスティーナは売春組織のダークネット作成に関与していた。
拘置所に収監されている元夫ビヨンに会うと、
警察と売春組織とのつながりを示唆される。
秘密に近づいたスサンネもまた命を狙われる危険性が生じた。
ビヨンから教えられたストリップクラブに行き、
失踪事件の目撃者サファイアに会うが、なかなか口を開こうとしない。
サファイアはクラブのお金を盗んでいた過去があり、既に危ない状況下にあった。
売春組織や警察の関与について知ったサファイアがジョンの標的だった。
スサンネは知人の元軍人CCに助けを求めるが、CCは警察に殺害されてしまう。
友人である同業者のマヤもまた事件に関与していた。
マヤに詰問し、サファイアの行方をたどる。
スサンネはサファイアと共にジョンに捉えられてしまうが、
心理セラピストとしての話術で巧みにジョンの精神状態を誘導し、
隙を突いて射殺する。


前述の通り、第1シーズンをちゃんと覚えていたら、
話の展開がもう少し分かり易かったのだけど、あちこちちょっと戸惑った。
直接の殺人犯ジョンは撃ち殺したけど、大元の悪人達はそのままなので、
今後のシーズンでどう落とし前をつけて行くのか。
何れにしても、玄人好みの作りのドラマ。

化粧っ気のないスサンネは、シワを隠そうともしていない。
若さや容姿で男性に媚びる必要がない。
そうした所に、北欧の女性の地位の高さが見て取れる。
一方で、北欧ミステリーでは売春も多く扱われており、
貧しい女性達との二極化も気になる。
売春婦は東欧からの女性だったりする事が多いようなのだけど。
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