忍者ブログ
マンガ家Mの日常
ジュリエット・ビノシュ主演のロマンス映画。


1967年、アルザス地方の田舎にある全寮制の家政学校では、
文字通り家事全般を習得する花嫁修行が行われていた。
徐々に時代遅れとなりつつあり、生徒数は減る一方。

15名の女子生徒達は、それぞれ事情を抱えながらも、
溌剌と青春を謳歌している。

学校の経営者ロベールが、食事中に鳩の小骨を喉に詰まらせ、急死。
妻で校長のポーレットと、ロベールの妹で料理指導担当のジルベルトは
悲嘆に暮れつつ、遺品の整理をしていると、
ロベールの机の中から多数の督促状が見つかる。
家族に隠れてギャンブルにハマっていたロベールは多額の借金を負って、
学校は既に破産寸前。
ポーレットとジルベルトが銀行に相談に行くと、
支店長のアンドレが借金の帳消しと経営再建の手助けを申し出てくれた。

ポーレットとアンドレはひと目見てお互いに気づいていた。
2人は戦争で生き別れた恋人同士だった。
戦地に行ったアンドレの行方はわからなくなり、
過酷な強制労働で両親を失ったポーレットは秘書の仕事に就いた後、
ロベールの求婚を承諾、今に至る。
アンドレも復員後結婚したが、妻は他界し、子供達は成人して独立。
20数年の時を経てフリーとなった2人に障害は無く、
アンドレの強いアプローチに心を動かされたポーレットは
彼の愛情を受け入れる。


(続く。)
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック