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マンガ家Mの日常
夜中にポップコーンを食べながら映画を見るのが好きだったのだけど、
夕食後はもうお腹いっぱいで、ポップコーンの入る隙間が無い。
夕食を食べなければ良いのか?


ハズレなさそうなラブコメ映画を見る。


英国の田舎の港町サンドクリフで、父親の後を継いで郷土資料館を運営するアニー。
同棲中の恋人で大学の文学の講師のダンカンは、
15年前に忽然と姿を消したロックスター、タッカー・クロウの大ファン。
代表作のデモテープが出回り、早速入手。
ダンカンの熱心さがウザいアニーは、
ダンカンが運営するファンサイトに、正直に辛辣な感想を書き込んだ。
すると、タッカー本人からダイレクトメッセージが届き、メル友になる。
アニーの書き込みにはらを立てたダンカンは、大学の女性講師ジーナと浮気。
アニーと別れてジーナと暮らすようになる。

3人の女性達との間に複数の子供がいるタッカーは、
幼い息子ジャクソンと、ジャクソンの母親の家のガレージで暮らしている。
ロンドン在住の娘リジーが出産間近で、
タッカーはジャクソンを連れてロンドンに行く事になり、
アニーと会う約束をする。
ロンドンに着くなり、突然の心臓発作で入院するが、早々に退院。
アニーと会って話をする中で、お互いの気持ちが近づくのを感じる。

若くしてスターになったタッカーは、酒と薬と女の
自由奔放なロックスターライフに溺れていた。
15年前、コンサート会場で、恋人のジュリーから赤ん坊のグレイスを手渡され、
パニックになって楽屋にグレイスを置き去りにして逃げ出してしまった。
それが原因で姿を消したのだった。
グレイスに電話するが、当然ながらグレイスはタッカーを父親とみなさない。
かつてのレコードの印税で細々と暮らしていたが、
傷つけた女性達への贖罪として、
リジーに援助する資金を作る為に、デモテープを売りに出したのだった。

体調を崩したジャクソンが母親を恋しがる。
アニーはタッカーがアメリカに帰る日が迫っていると知り、
元ロックスターとの出会いは数日の夢と割り切ろうとする。
周囲の励ましや、いきなり復縁を迫るダンカンの姿に接し、
人生を見つめ直したアニーはロンドンに出て、画廊に就職。
タッカーは15年ぶりの新譜を発表。
アニーはその後も続けて来ていたタッカーからのメールに返信して、再会する。


優しい雰囲気のロマンスコメディ映画。
SNSがきっかけで元ロックスターと結ばれるって、いささか夢物語なんだけど、
まぁ、それが映画だからね。
アニー役のローズ・バーンが自然体で良い。
タッカーがかつて有名なロックスターだったと知って、
幼い息子ジャクソンの、父親を見る目がウルウルしてくるのも良い。
ちょっと切なくもあるけど。

映画の中で、タッカー役のイーサン・ホークが自分自身で歌っている。
サントラも出ているらしい。

Wikiでローズ・バーンの項目を見て、
現在、あのボビー・カナヴェイルと結婚していると知った。
何だか、想像がつかない。

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