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マンガ家Mの日常
「最高の花婿」シリーズファイナル。

フランスの人種問題を能天気に笑い飛ばす。

次女役のみ、俳優が交代。


3作目では、クロードとマリーの結婚40周年記念パーティーで、
娘婿達の両親達が一堂に会する。
そりゃまたてんやわんや。
マリーは年下の裕福なドイツ人絵画コレクターから求愛され、
気持ちが揺れ動きながらも、きっぱりはねつける。
娘婿達も、その両親達も、元気にチャカチャカと喧嘩しながらも、
最終的には仲良く収まる。


笑い飛ばせるのと、深刻な諍いになるのと、
その線引きはどこなんだろう。
最終的には、お互い助け合いが出来るかどうかだろうか。
隣り合った土地に住んでいて、娘婿同士が庭にはみ出る樹の事で揉める。
ミクロな領土侵犯問題。
それも、なんとなく周囲から仲裁が入って解決する。

いずれ人種は世界中で複雑に融合していくだろう。
それが一番の問題解決法。
でも、目に見えて分かる姿形の違いが薄れてしまうのも、
ちょっと寂しいような。

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