ナタリー・ポートマン主演「水曜日のエミリア」について
新聞に掲載された 映画評論を読んだ。
生まれた子供を間もなく亡くして 苦しみ、再生する女性の話。
ナタリー・ポートマンは「ブラックスワン」のプリマ役で
アカデミー賞に輝いたことが記憶に新しいけれど、
評者は アカデミーが芸術家の役所に賞を与える傾向が強い事に対して、
今度の映画で普通の女性の心情を表現したポートマンの演技を
より高く評価している。
これに似た事は私もしばしば感じていた。
「マイ・レフト・フット」「レインマン」「シャイン」
ハンディキャップのある人物役の演技に対して賞が与えられる事が多いのは
前々から指摘されていた。
それはそれ、なんだけど、
もっと変だな、と感じていたのは、
女優さんが裸になったり ベッドシーンを演じたりすると、
途端に映画評に「大胆な演技」なんて言う言葉が並ぶ現象。
確かに人前で裸になるのは勇気のいる事だけど、
それと演技力とは別物でしょう。
日々の何気ない心情を観客にいかに伝えるか、
そうした所にだって 様々な取り組みがなされている。
伝わりにくい事をしっかり伝える演技にこそ 大胆さが秘められている。
それなのに、裸で演技を評価するだなんて、
女優さん達に対してとっても失礼。
で、市井の女性を演じたナタリー・ポートマンを評価する記事には
とても共感できた。
...でも、主人公のエミリアって、
弁護士で、既婚男性を捕まえて略奪結婚しちゃう女だよ。
それって 普通の女か?
新聞に掲載された 映画評論を読んだ。
生まれた子供を間もなく亡くして 苦しみ、再生する女性の話。
ナタリー・ポートマンは「ブラックスワン」のプリマ役で
アカデミー賞に輝いたことが記憶に新しいけれど、
評者は アカデミーが芸術家の役所に賞を与える傾向が強い事に対して、
今度の映画で普通の女性の心情を表現したポートマンの演技を
より高く評価している。
これに似た事は私もしばしば感じていた。
「マイ・レフト・フット」「レインマン」「シャイン」
ハンディキャップのある人物役の演技に対して賞が与えられる事が多いのは
前々から指摘されていた。
それはそれ、なんだけど、
もっと変だな、と感じていたのは、
女優さんが裸になったり ベッドシーンを演じたりすると、
途端に映画評に「大胆な演技」なんて言う言葉が並ぶ現象。
確かに人前で裸になるのは勇気のいる事だけど、
それと演技力とは別物でしょう。
日々の何気ない心情を観客にいかに伝えるか、
そうした所にだって 様々な取り組みがなされている。
伝わりにくい事をしっかり伝える演技にこそ 大胆さが秘められている。
それなのに、裸で演技を評価するだなんて、
女優さん達に対してとっても失礼。
で、市井の女性を演じたナタリー・ポートマンを評価する記事には
とても共感できた。
...でも、主人公のエミリアって、
弁護士で、既婚男性を捕まえて略奪結婚しちゃう女だよ。
それって 普通の女か?
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