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マンガ家Mの日常
軽めの恋愛ドラマとしては、それなりに楽しめたかな。
でも、実際のところ、障害者を装って女性を落とそうだなんていうのは、
かなり卑劣。
勿論、映画として、障害者に理解を深める姿勢はあるのだけど、
単純に笑って済ませられる話でもない。

神父に諌められるシーン、
バスに置いてけぼりにされるシーン、
友人の妻に手を出して殴られるシーン、
等々、お灸は据えられるのだけど、それでもまだ足りないような。
ジャンニが事故に遭って、本当の障害者になる?とヒヤヒヤしたけど、
流石にそこまでしたらラブコメ映画ではキツイので、平和に進んだ。

最終的にはキアラが反省したジャンニを受け入れるのだけど、
その変化の経過が特に描かれておらず、唐突に解決した感じ。

元のフランス版ではどう描かれているのかな。

ジャンニが自己中で傲慢なプレイボーイになったのは、
両親の離婚等にも原因があった。
その辺ももうちょっと描かれていたらなとも。

ジャンニ役のピエロフランチェスコ・ファビーノは、
ハリウッド映画にも出演している名優。
ただ、日本人の感覚からすると、岩石系のゴツイ顔立ち。
イタリアでは、こういう感じがモテるイケメンなのかなぁ。
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