続けてもう１本映画を観る。

名作「僕のワンダフル・ライフ」の続編。

犬のベイリーが転生を繰り返しながら、飼い主をサポートする形は同じ。
今作では、イーサンの孫娘CJ（クラリティ・ジューン）を助ける。

母親グロリアは、出産直前に事故で夫を失った悲しみから立ち直れず、
歌手になる夢もあって、義父母であるイーサン夫妻の農場を飛び出してしまう。
CJを連れてNYに転居したが、ろくに世話もせず、
CJの学資になる筈だった夫の死亡保険金も使い果たしてしまう。
アジア系一家の友達トレントが保護犬を引き取るのについて行くと、
転生したベイリーと出会い、飼う事になる。

母親に愛想が尽きたCJは家を出て、同じ歌手の夢を実現させようとするが、
楽曲は沢山作るものの、ステージに立つのを恐れ、鳴かず飛ばず。
犬の散歩のバイトで食いつないでいたが、アパートにも住めなくなってしまう。
イケメンBFシェーンはドラッグの売人で、
しぶしぶ付き合わされたパーティーに摘発が入り、CJまでも逮捕される。
１００時間の奉仕労働を課されて、医療犬の施設に行くと、
マックス（ベイリー）は癌探知の能力を発揮する。
その後トレントと偶然再会し、同居すると、マックスはトレントの癌を探知。
トレントの恋人は、看病は出来ないと言って、去って行く。
やがて治療の甲斐あって、癌は寛解。
子供の頃からCJが好きだったトレントと、次第に仲が深まって行く。

過去に向き合い、立ち直る努力を続けていたグロリアから連絡が来て、再会。
母親の謝罪をすぐには受け入れられないCJだったが、
トレントに励まされ、グロリアから手渡された亡き父の手紙にも触れ、
勇気を出して、遂に歌手デビューを果たす。

皆でイーサン夫妻の農場を訪れる。
マックスはすぐにイーサンと通じ合う。
数年後、イーサンは老衰で天に召され、天国でベイリーと再会する。


基本的なパターンは前作と同じで、新鮮味は無いが、
ほのぼのとした温かさに包まれる。
ベイリーのお茶目なキャラクターで、肩こりがほぐされる感じ。
動物映画は無敵。


...厳しい現実に向き合うのも大事だけど、

皆で幸せになったって良いじゃない。