そろそろ沈静化しつつあるね。
ここで言う程の事も特には無いかな、感想としては、世間とほぼ同じだから。

きちっとメイクした写真とか見ると、本当にキレイ。
キレイで才能があって、仕事にも恵まれてて、
それが一体、どうしておかしな道に逸れてしまうのか、
程度の差こそあれ、ホイットニー・ヒューストンと同様の何かを感じた。
そうなんだ、本人が自分を見極めなきゃなんだ。

マインドコントロールについて、怖いな、と思ったのは、
弱ってた時に不意に来るんじゃなくて、
元気な時から既に接近が始まってるっていうとこ。
元気な時って、まさか自分がそんなのに引っかかるなんて思わないものね。

先日新聞で、所謂大衆紙の広告を見てた。
雑誌そのものを買う事はまず無くて、銀行か歯科でちらっと見るか、
新聞に出る見出し広告だけで読んだ気になる。
その中でビートたけしが言っていたひと言、
「TVはさんざん占い師や霊能者で視聴率稼いで、
　今更マインドコントロールだ等と言うのか。」
正確じゃないけど、大体の意味はそういう感じ。

...そうだよなぁ、今は下火だけど、その手の番組、ヒットしたもんねぇ。
松嶋尚美だって、ちょっと前までそういうのやってたし。
面白さと胡散臭さ、両方だから、なんとなく楽しんでは見てたけど、
どうせTVに出て来るような占い師さんって、芸能人だけ優遇してるんだろうし、
予約何ヶ月待ち、とか言われると、まぁ、関係無い世界だなって。
それにね、随分前の話なんだけど、
ウチに来てくれた事のあるアシスタントさんが、某占いの館で
バイトで占い師やってたって。
人と話をする勘所のようなものが良かったらしい。
でも、そんなもんなんだよね、結局。

先のビートたけしの発言については、
日本に置けるメディアリテラシーの低調さにも関係があるんじゃなかろうか。
楽しんで見てる分には良いんだけど、素直に信じ込んじゃって、
物事の背景について自分自身の頭で考えていない。
こういう事件は　今後も懲りずに発生しちゃうんだろうな。

でも、アメリカなんかじゃ、超有名人がその手の本を書いていたり、
大統領やCEOが占い師に判断を仰ぐ、なんて話もあったりするもんね。

私的には、「ミディアム　霊能者アリソン・デュボア」は外せない。
ああ、もうファイナルシーズンだなぁ。