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マンガ家Mの日常
正月を迎えた深夜、
楽しい気持ちになれそうなラブコメ映画を見る。


ジャーナリストのフレッドは、常に危ない橋を渡りながらも、
信念に基づく記事を書く姿勢を貫いていた。
しかし、新聞社が傲慢なメディア王ウェンブリーに買収され、辞職を決意。
再就職先が見つからず、友人に相談していた時、
連れていかれたパーティーで、初恋の相手シャーロットに遭遇。

フレッド13歳の時、シャーロットは16歳でシッターのバイトをしていた。
目も眩むような美貌と、高い知性と高潔さの持ち主で、
現在は国務長官の座にまで上り詰め、
学生時代から強い関心を持っていた環境問題に取り組んでいる。
元ドラマ俳優のチャンバース大統領は映画スターになる事を願って、
2期目に出馬しない方針を固め、シャーロットを次期大統領候補として推薦。
真面目一途だったシャーロットは、フレッドの信念とユーモアのセンスを買い、
スピーチライターを依頼する。
行動を共にし、話をするうちに、互いに恋心が深まる。

政党の大口献金者でもあるウェンブリーが、環境問題で便宜を図るよう、
大統領を通して脅しをかけて来た。
ウェンブリーはフレッドのPCをハッキングして、下ネタ映像を入手し、
シャーロットが従わなければ、その映像を拡散させると言う。
大統領の支持が無くては、大統領選挙を戦い抜く事は厳しい。
妥協を強いられたシャーロットに、フレッドは失望して喧嘩別れとなった。

大統領選挙への出馬表明の日、シャーロットは思い直し、
記者団の前で全てを語った。
愛の告白に心を打たれたフレッドはシャーロットの元に戻る。
記者や国民の共感を得て、人気はうなぎ登り。
見事、アメリカ初の女性大統領となり、
フレッドはファーストジェントルマンとなる。


世界一の美女の称号を欲しいままにしたシャーリーズ・セロンと、
人気コメディ俳優セス・ローゲンのダブル主演。
アメリカらしい、正統派のロマンチック・コメディ。

セス・ローゲンの下ネタは、いつもに比べてかなり抑え気味。
それは問題ないのだけど、
映画全般としてはやや淡白で、何かもう少しスパイスが欲しかったような。
コメディはその加減が本当に難しい。

アメリカ初の女性大統領誕生はまだ見えて来ないけど、
こうして一般向けの映画で繰り返し描かれる事で、
国民の意識も変化を受け入れるようになるのかもしれない。



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