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マンガ家Mの日常
リラックスする為に軽いラブコメを見る。

当たり!
恋愛負け組中年の再生物語。
軽いノリで英国的な下ネタも交えつつ、肩こりをほぐしてくれる感じ。

34歳独身で恋人もいないナンシー。
4年前、6年間付き合った男にフラれてからやや自暴自棄になっていた。
実家の両親の結婚40周年記念パーティに出席する為列車に乗車したが、
目の前の座席に座ったちょっとおせっかいな若い女性ジェシカから
「60億人と私」という自己啓発本を譲られる。
ジェシカは駅の構内の時計の下で、
その本を目印にブラインドデートの相手ジャックと会う筈だったが、
ジェシカが本を買い直している間に現れたジャックは
ナンシーを相手だと勘違いして話しかける。
ジャックが引用した映画のセリフは
ナンシーもお気に入りの「羊たちの沈黙」からで、
共感を覚えたナンシーはそのままジェシカに成り代わってデートを続ける。

40歳のジャックは1年前に妻の浮気が原因で別れ、離婚手続き中。
前向きに明るく振る舞っているが、内心はやはり傷ついていた。

パブで飲んだ後、ボウリング場で楽しんでいると、
学生時代からずっとナンシーのストーカーだったショーンが従業員でいて、
ナンシーの正体をバラしてしまう。
ジャックは怒りを覚えるが、その後パブに置き忘れたバッグを取りに戻って
元妻とその相手の男性と鉢合わせして気まずい空気になったところを
ナンシーに救われる。
ジャックが最初にその行きつけのパブに立ち寄ったのも、
デート現場を元妻に見せて見栄を張るつもりだった。

ジェシカからメールが入ってジャックは会いに行き、ナンシーは両親の家に向かう。
ジェシカは素敵な女性だが、ナンシーと出会った後ではしっくり行かない。
ジェシカの後押しを受けて席を立ち、ショーンのトラップに引っかかりながらも
ナンシーの実家を探し当て、再会し、告白。
めでたしめでたし。


力の抜けたほのぼの感が良いよね。
日本じゃこうしたブラインドデートの習慣が無いので、
こんなに簡単に恋愛が始まるかどうか、つい勘ぐってしまうけど、
映画のセリフに触発されて「気が合うかも」とインスピレーションが湧いたのは
分かる気がする。
お互いが早い段階から本音で話が出来ていたのも良かったね。
ちょい美人ナンシーのガサツ加減が楽しい。
ハリウッドだとサンドラ・ブロックのイメージだけど、サンドラよりも自然な感じ。

自己啓発本は置いといて、だけど、
やっぱり、一歩踏み込んでみないと何も始まらない。





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