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マンガ家Mの日常
ジョージ・クルーニーの胡散臭さは天下一品。
あの目尻の下がり具合が 既に人をたらしこむ手数を整えている。
今回の役所は企業のリストラ代行業だから 人を騙している訳じゃないけれど、
トラブル回避の為に口八丁で相手を言いくるめる。

ジョージ・クルーニーはその持ち前の胡散臭さによって
映画の役に説得力をもたらしている。
だって、ほら、不良が子犬可愛がると
「ほんとは良い人。」とか言われちゃうのとおんなじ。
胡散臭い男がたまに見せる 気遣いとか 弱さとか 純真さとか、
そのギャップに観客は心を揺さぶられる。
「スリー・キングス」とか「フィクサー」とか。

まぁ、さすがに本人 自分の事を理解していて、
慈善活動は熱心にやるものの 政界進出は否定している。
でも、確かに選挙に出たら当選しそう。

映画の中に出て来た アメリカン航空のコンシェルジェカードって
どんなもんなんだろ? 検索してみますか。

ヴェラ・ファミーガは以前刑事もののドラマに出てた時に初めて見て、
(タイトル忘れちゃった。英国ドラマのリメイクで、
 ブルース・ウイリスがプロデュースしてたんだ。
 主役は...ジャック・ドノバンだったっけか。
 ほら、リストラされたスパイのドラマとかやってた人。
 ああ、なんか 甚だしくいい加減。
 調べてから書けよってか?)
透明感があってきれいな俳優さんだなって思ってた。
その後レオ様の「ディパーテッド」とかに抜擢されて 
めでたくステップアップ。
ただ、顔立ちがケイト・ブランシェットに近過ぎるのが難点。
相手が悪過ぎる。
「フリンジ」の主演の俳優さんも同じような顔だなぁ。
こういう上品な顔立ちの需要もしっかりあるのね。

映画のストーリーは、仕事の出張に人生捧げてて独身主義の男が
新人の研修をする過程で 価値観を揺すぶられて
最後、思い切った行動に出てみるが、
そこで人生のツケを支払わされるような感じになる、といったところかな。
何かね、皆ちゃんと保険を掛けてるもんなんだ、人の目に触れない所でね。
だから、信用したい相手ほど 探りを入れてかなきゃならない。
まぁ、気分良くないね。
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