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マンガ家Mの日常
知り合いのマンガ家さんからアシスタントのお仕事を頼まれて
急遽明日から2泊3日行って来ます。

日曜日のジムの予約に断りのメールを入れて、
月曜日朝一の歯医者は直の連絡ができないから もう業務時間外だけど
とりあえず電話してみたら留守電だったので
キャンセルのメッセージを入れた。
月曜日にはHQの編集さんとも連絡を取る予定だったけど、
それもメールで断りを入れた。

まぁ、こういう事は助け合いだからね。
過去 私も知り合いのマンガ家さんからアシスタントさんを紹介してもらって
随分助けられたし、編集さんを紹介してもらった事もあるので
その恩返しです。
(ちなみに、そういったケースは今回の方に限った事ではないです。
 デヴュー前にアシスタントをした方からは ちらほらお声が掛かりますね。)

...、だけども、仕事が立て込んで来ているので、
私自身がアシスタントに出向くのは 時間的に もうキツイ。
これで最後にしなければ、マジで。

他のマンガ家さんからアシスタントさんを紹介してもらって
その方に来てもらうと、
時々は、先生からの頼まれ事で いやいや来た、という方もいて
すごく気を遣う場合もある。
相手のマンガ家さん本人がアシスタントに来てくれれば良いんだけどね。
本人は自分の原稿で忙しかったり、
今更もうアシスタントなんてする気になれなかったり。
...、そういった事情は私も同じなんだが。

それに 私の方は一人ふたりのアシスタントさんだけで
なんとかやりくりして、大半の背景や仕上げもこなしてヘトヘトになってる。
でも、大概のベテランの先生方の所には
既に数人のレギュラーのアシスタントさんがいるから、
その人達がちゃんと仕事すれば 仕事は滞り無く進む筈なんだ。
(それとも、その人達の力不足?)
だから 私は保険として呼ばれてるんだな、
締め切りギリギリだと 予備の戦力が欲しくなるのは まぁそうなんだけど。
(むりくりで呼ばれた挙げ句、先生の手が進んでないから帰ってくれって
 言われた事もあるよ。勘弁しろよな。)

少し前にHQの仕事が終わって、次の原作を読んでる段階だから
なんとか時間は取れなくはない。
でも、今そんな気でいるから 後でキツくなるのかしら。
仕事以外にも自分でやらなきゃならない雑用は常にあるし、
PCの練習だってやる時間が欲しい。
本も読みたいし、映画も見たいし。

なんだろ、これは、世のアシスタントさんには本当に申し訳ないんだけど、
私の場合 アシスタントはマンガ家になる為の通過点だったので、
マンガ家としてなんとか仕事を続けている今の身としては、
アシスタントの仕事は 自分にとっては 後戻りだと言えるんです。

あと、たまに、行った先の仕事場で嫌な空気があって、
アシスタントさんの嫌な愚痴に巻き込まれることがあって ちょっと辛い。
マンガ家としてアシスタントさんには 敬意を持って接してきたけれど、
アシスタントさんの側にだって問題はあるのに、
それを横に置かれて 要求ばかり聞かされると、それはシンドイ。
なんか いたたまれない。
アシスタントの仕事で行くと、アシスタントとして見られるんだな、
...、私マンガ家なんだけどな。

とりあえず、目の前の仕事に集中して 早く原稿を仕上げて来よう。

月曜日はiPhoneからの書き込みになります。


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