観るのが途中になっていた映画。


キリストの使徒パウロ晩年の物語。
ローマ市民権を保持するパウロは、元はキリスト教を迫害する立場だったが、
イエスの啓示を受け、改宗。
（イエスの死後に改宗しているので、１２使徒には含まれない。）
ローマでは皇帝ネロが徹底したキリスト教迫害を執り行っており、
パウロは投獄され、斬首刑を待つ。
落命するまでの残り僅かな日々で語られた事を、
ギリシャ人医師ルカが書き留める。


キリスト教信者にとっては大事な宗教作品。

でも、それ以外の人には、やや退屈な映画となっている感は否めない。

パウロは「無料で福音を受け取ったので、皆に無料で福音を与える。」
と語ってるけど、
キリスト教に限らず、宗教って、やたらお金取るよね。
一般人じゃなく、宗教者が観るべき映画。
神学校とかの権力闘争も酷いって聞くよ。

ルカ役は地味イケメンのジム・カヴィーゼル。
ロマンスも決闘もしない。


蛇足だけど、Wikiで見ると、
監獄の管理人マウリティウス役のフランス人俳優
オリヴィエ・マルティネスはメチャモテるようで、
過去の交際相手にはカイリー・ミノーグ、ミラ・ソルヴィノ、ハル・ベリー等々、
名だたる美女の名前が並んでいる。
フランスとスペインの血を引くエキゾチックな風貌が女性を惹きつけるのかな。