忍者ブログ
マンガ家Mの日常
考えてみれば、
日本には昔からお見合いっていう結婚制度があって、
仲介者が相手をざっくりとリストアップして、
写真と経歴でお互いを値踏みし合って、段取りつけて、会う。
会うだけ会って、少し話して、お互いかどっちかが、ナシだと思えば不成立で、
一応恨みっこ無し。
次の見合いに邁進する。

お見合いの良い点は、
家族関係や生活環境が整っていて、結婚生活が概ね保証されているという事。
昨今の不況で生活不安が拡がり、ハイリスクな恋愛よりも、
お見合いを希望する人も増えているとか。

恋愛相手ではなく、生活のパートナーである事が主体。
結婚するという意思がしっかりあるのが前提で、
お見合いの後、2人だけで数回デートするにしても、
お見合いでそれなりのOKサインを出したら、それは結婚の意思表示と同じ。


「バチェラー」で、時々アリーから女性に向けて、結婚の意思について言及していた。
お見合いに近い企画なんだから、結婚するという強い意思が一番大事。
(なので、余計に、ローレンが最後まで残ったのが疑問だったんだよね。)

番組制作サイドも、それなりに候補の女性陣は吟味した筈で、
容姿はもとより、健康状態や生活環境、人柄等々、
おそらく、誰をとっても申し分ない。
お見合いとしては十分な状況なので、視聴者が文句を挟む事でも無い。

ショーなので、回を追って脱落者を選択しなければならなくて、
アリーが一応、選択の理由を説明するんだけど、
その様子を見ていて、ちょっと疑問を感じた。
ベストマッチングは重要だけど、
結婚生活って、2人で人生の苦難を乗り越えていくものではなかろうか。
仕事がどうとか、年齢がどうとか、婚約期間中の距離がどうとか、
そういう事を2人で解決していく事が出来なくて、結婚生活が続くんだろうか。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック