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マンガ家Mの日常
音楽業界の内幕を描いた青春映画。


DJの父親に育てられたマギーは筋金入りの音楽オタク。
プロデューサーを夢見てLAに来て、
幼い頃からの憧れの有名歌手グレースの付き人になれたが、
雑用に奔走させられ、プロデューサーとしての仕事に辿り着けずにいる。

グレースは有名歌手でありながら、近年はヒットに恵まれず、
10年間アルバムも出せていない。
マネージャーのジャックは、流行りのプロデューサーを起用して、
アレンジしたライブアルバムを出そうと提案したが、グレースは気に入らず、
マギーが自分なりのプロデュースで製作したものを選ぶ。
喜ぶマギーだったが、グレースは
「あなたのキャリアの為に私を利用しないで。」と言い放つ。

マギーは偶然知り合った青年デヴィッドの音楽が気に入り、
プロデューサーと偽って、レコーディングを持ちかける。
意気投合した二人は惹かれ合う。
マギーはデヴィッドを売り出そうと、グレースの前座に入れようとするが、
付き人だとバレて、嘘を嫌ったデヴィッドはマギーから去る。
デヴィッドもまた去り際に「俺を利用するな。」と言い放つ。
グレースからも信頼を失ったマギーはクビになり、故郷に戻る。

マギーの才能を信じていたグレースとデヴィッドがマギーの元を訪れると、
なんと、デヴィッドはグレースがデビュー前に産んだ息子だった。
親の七光りを避けていたデヴィッド。
グレースは自分の過去を守り続けてくれたジャックへの信頼について語る。
マギーはアーティストとプロデューサーの信頼関係の重要さを学ぶ。

改めてマギーはグレースの新作のプロデュースに携わり、
お披露目のツアーで、デヴィッドが前座を務め、実子だと紹介される。


音楽業界ものっていうと、アーティストをメインにしたものが主流な中で、
プロデューサーを目指す女性を主人公にするのは珍しい。
マギーはチャンスをどうやって掴むかに悩み、空回りしてしまう。
悪い人が出ない、ほんわかした展開。
もうちょっとストーリー展開にメリハリが欲しかったような。
グレースとデヴィッドの親子関係というのも、出来過ぎな感じだし。

マギーがおっとり美人で、
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の
ダコタ・ジョンソンみたいだなぁと思っていたら、まさにその人だった。
美人だけど、ちょっと印象薄いのかなぁ。

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