前の作品の記憶が残っているうちに見る事にする。
「スパニッシュ・アパートメント」で25歳、
「ロシアン・ドールズ」で30歳だった主人公グザヴィエも
「ニューヨークの巴里夫」では40歳、2児の父親となっていた。
15年間に渡って一人の人生を追いかけるのって、何だか感慨深い。
グザヴィエはウェンディと結婚して、トムとミアの1男1女に恵まれた。
仕事は脚本家を続けているが、思うような仕事がもらえず、
フラストレーションが溜まって、ウェンディと喧嘩に明け暮れる。
レズビアンのイザベラがパートナーと子供を持ちたくて
グザヴィエに精子提供を求め、親友の頼みとあって快く了承。
しかし、ウェンディにしてみれば納得しかねる事だった。
仕事でNYに行っていたウェンディはリッチなアメリカ人男性と出会い、
グザヴィエとは離婚。
子供二人を連れてNYの彼氏の高級アパートメントに引っ越す。
グザヴィエは子供と離れ難く、NYにやって来る。
出版社とは小説の次回作の話が進んでいて、今回のNY行きも題材になる。
先にNYに移住していたイザベラの部屋に居候し、アパートを探す。
イザベラのパートナー、ジューの好意で紹介された中華街のアパートに落ち着く。
怪しげな弁護士を雇い、ウェンディと子供の親権等の話し合いを進める。
旅行用ヴィザしかないので、弁護士にNYの女性との結婚を勧められ、
偶然助けたタクシー運転手の姪と偽装結婚。
仕事でNYに来た元カノ、マルティーヌと弾みでセックスした事からヨリが戻る。
マルティーヌが子供を連れて再びNYに来たのをきっかけに、
このままNYで一緒に住む事を決意する。
出版社の編集者は、小説は悲劇的な終わり方のほうが売れると見ているが、
グザヴィエはマルティーヌとの復縁を機に、ハッピーエンドで締めくくる。
めでたしめでたし。
相変わらず、女性に優しくて、グダグダしてちょっと情けないグザヴィエ。
恋愛のドタバタも毎度の事。
イザベラが出来心でベビーシッターと浮気しちゃって、
ジューが現場で鉢合わせしそうになるのを
グザヴィエが必死で駆け回って阻止するのも、
「スパニッシュ・アパートメント」の再来。
よくまぁ、40歳にもなってこんな状態でNYに来れたなぁと思うのだけど、
何とかかんとかやって行けてるのは、友人達に恵まれたから。
それも人徳のなせる技なのか?
中華街のアパートはすっごくボロくて、屋上は落書きだらけ。
でも、イーストリバーが目の前で、名所の橋もよく見える、絶好の眺め。
住めば都か。
グザヴィエの人生を象徴的に表しているとも取れる。
足元はおぼつかないけど、顔を上げれば未来は開けている。
なかなかね、人生そうは上手くは行かないけれど、
悲観してても勿体無いだけ。
疎遠だった父親がNYまで訪ねて来て、グザヴィエと二人で散歩する。
NYは両親のハネムーンの場所で、歩道のコンクリに記念のマークを刻んでいた。
両親はずっと離れ離れだったが、自分は望まれて生まれた子だとの実感を得る。
もう40歳の良い歳した大人なんだけど、
家族の根っこを感じるのは、これからの子育ての基盤にもなる。
それにしても、
グザヴィエの周囲の女性達は、一見童顔で可愛いのだけど、
やたら気が強くて強情で、こうと決めたら引かない。
日本の女性とは違うねぇ〜。
グザヴィエみたいな男性が良いかどうかは微妙だけど、
恋愛も悪くないと思える楽しい作品でした。
「スパニッシュ・アパートメント」で25歳、
「ロシアン・ドールズ」で30歳だった主人公グザヴィエも
「ニューヨークの巴里夫」では40歳、2児の父親となっていた。
15年間に渡って一人の人生を追いかけるのって、何だか感慨深い。
グザヴィエはウェンディと結婚して、トムとミアの1男1女に恵まれた。
仕事は脚本家を続けているが、思うような仕事がもらえず、
フラストレーションが溜まって、ウェンディと喧嘩に明け暮れる。
レズビアンのイザベラがパートナーと子供を持ちたくて
グザヴィエに精子提供を求め、親友の頼みとあって快く了承。
しかし、ウェンディにしてみれば納得しかねる事だった。
仕事でNYに行っていたウェンディはリッチなアメリカ人男性と出会い、
グザヴィエとは離婚。
子供二人を連れてNYの彼氏の高級アパートメントに引っ越す。
グザヴィエは子供と離れ難く、NYにやって来る。
出版社とは小説の次回作の話が進んでいて、今回のNY行きも題材になる。
先にNYに移住していたイザベラの部屋に居候し、アパートを探す。
イザベラのパートナー、ジューの好意で紹介された中華街のアパートに落ち着く。
怪しげな弁護士を雇い、ウェンディと子供の親権等の話し合いを進める。
旅行用ヴィザしかないので、弁護士にNYの女性との結婚を勧められ、
偶然助けたタクシー運転手の姪と偽装結婚。
仕事でNYに来た元カノ、マルティーヌと弾みでセックスした事からヨリが戻る。
マルティーヌが子供を連れて再びNYに来たのをきっかけに、
このままNYで一緒に住む事を決意する。
出版社の編集者は、小説は悲劇的な終わり方のほうが売れると見ているが、
グザヴィエはマルティーヌとの復縁を機に、ハッピーエンドで締めくくる。
めでたしめでたし。
相変わらず、女性に優しくて、グダグダしてちょっと情けないグザヴィエ。
恋愛のドタバタも毎度の事。
イザベラが出来心でベビーシッターと浮気しちゃって、
ジューが現場で鉢合わせしそうになるのを
グザヴィエが必死で駆け回って阻止するのも、
「スパニッシュ・アパートメント」の再来。
よくまぁ、40歳にもなってこんな状態でNYに来れたなぁと思うのだけど、
何とかかんとかやって行けてるのは、友人達に恵まれたから。
それも人徳のなせる技なのか?
中華街のアパートはすっごくボロくて、屋上は落書きだらけ。
でも、イーストリバーが目の前で、名所の橋もよく見える、絶好の眺め。
住めば都か。
グザヴィエの人生を象徴的に表しているとも取れる。
足元はおぼつかないけど、顔を上げれば未来は開けている。
なかなかね、人生そうは上手くは行かないけれど、
悲観してても勿体無いだけ。
疎遠だった父親がNYまで訪ねて来て、グザヴィエと二人で散歩する。
NYは両親のハネムーンの場所で、歩道のコンクリに記念のマークを刻んでいた。
両親はずっと離れ離れだったが、自分は望まれて生まれた子だとの実感を得る。
もう40歳の良い歳した大人なんだけど、
家族の根っこを感じるのは、これからの子育ての基盤にもなる。
それにしても、
グザヴィエの周囲の女性達は、一見童顔で可愛いのだけど、
やたら気が強くて強情で、こうと決めたら引かない。
日本の女性とは違うねぇ〜。
グザヴィエみたいな男性が良いかどうかは微妙だけど、
恋愛も悪くないと思える楽しい作品でした。
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