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マンガ家Mの日常
気がつけば、
最近ずっと映画を観てなくて、
DVDのHDも容量が厳しくなってきていた。
とりあえず、何本かはディスクにダビングして保存して、
寝付けない深夜に、短めの1本に着手。


1984年の、ヴァル・キルマーの映画デビュー作。
「フライング・ハイ」「裸の銃を持つ男」等、大ヒットコメディで知られる
ジム・エイブラハムズ、ザッカー兄弟らの監督、脚本によるコメディ映画。


アメリカの人気ロック歌手ニックは
東独で開催される国際文化フェスティバルに招待される。
パーティ会場で知り合った美女ヒラリーはレジスタンスの一員で、
ニックも巻き込まれていく。


まぁ、基本おバカコメディなので、ストーリーは特に言う事も無い。
東独がナチスを彷彿とさせる軍事独裁国家で、
そこを、お気楽なロック歌手のニックが引っ掻き回す。
いきなり歌い出したり踊ったり、ちょっとミュージカルっぽい。
時代設定は80年代なんだけど、使用曲はプレスリーやビーチボーイズで、
レトロで、時代感ゴチャ混ぜ。

で、
デビュー間もないヴァル・キルマーが美男!
映画の中で自分で歌も歌っているし、ダンスも披露する。
甘いマスクと、スマートな身体の線。
なんかね、今は随分太っちゃったけど。

この2年後に、世界的大ヒット作「トップガン」のアイスマン役をゲットして、
一気にスターダムに駆け上がる。
この作品が決まらなかったら、
デビュー当時のようなボンヤリしたアイドル路線の俳優になっていたのかなぁ。

今作は、映画としてはボチボチな感じだけど、
若き日の美形のヴァル・キルマーが観られるのは良いです。
オープニングでは、何故か、
オマー・シャリフ、ピーター・カッシングという名優達が出ています。

ニックがバイクに乗るシーンが、
スティーヴ・マックイーンの「大脱走」へのオマージュなのが、
ちょっとホロっと来ちゃう。
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