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マンガ家Mの日常

永遠の中2病、セス・ローゲンが製作、脚本、吹き替えに携わった
オゲレツアニメ映画。


舞台は郊外型の大型スーパーマーケット。
陳列されている商品達は、神(人間のお客)に選ばれて外の世界に連れ出され、
自由な暮らしを手に入れる事を日々夢見ている。

ソーセージのフランクとホットドッグバンズのブレンダは恋人同士だが、
お互いパック詰されていて身動きが取れない。
ホットドッグが大量に購入される7月4日の建国記念日を前に、
外界で自由になり、結ばれる事を期待している。

返品されて来たマスタードが、外界に再び連れ出される恐怖から自殺を図った。
不審に思ったフランクは店内を巡って料理本を発見し、真実を知る。
仲間達に伝えるが、フランクの尊大な態度が不評を買い、賛同者が出ない。
恋人のブレンダにも見放され、フランクは反省し、再度訴えかける。
商品達は自分達の運命を知らされ、反旗を翻す。
途中、攻撃的なビデの妨害に遭いながらも、結束して客と従業員を撲滅する。

自由になった商品達は脇目も振らず乱行パーティを繰り広げる。
おしまい。


当然、下ネタの予想は付いていた。
これ、部屋で一人で見る分には良いけど、他の誰かと一緒だと気まずいかもね。
困ったね。

中盤、ちょっとテンポが遅くてダレる感じ。
下ネタ頼みだから、ストーリーにもう一つ展開力が無いのが原因かな。

終盤の乱行パーティシーンは、際どいを超えて、モロ?
はっきり言ってしまえば、他はどうも良くて、この数分間だけ見れば良い。

セス・ローゲンの映画なので、細かい理屈を言うつもりはない。
オゲレツと知って見て、楽しんでいる。
でも、フランクの態度に失望して去ったブレンダについて、
巨大な茄子がブレンダを狙っている様子を思い浮かべて
フランクが危惧しているシーンでは、
やはり男性の身勝手さを感じてしまった。
ブレンダの心の内とかではなく、セックスの心配しかしていない。
男性による男性の為の映画でしかないのが残念。

キャラクターの中で最も良く出来ていたのは、
噛み付くされたガムのホーキング博士。
こういうのを思いつくのはさすが。

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