ラッセ・ハルストレム監督のロマンチック・サスペンス映画。
エリンは髪の色を変え、名前をケイティと変えて、刑事の追跡をかわし、
アトランタ行きのバスに乗る。
途中の休憩地ノースカロライナのサウスポートという海辺の小さな町に惹かれ、
ウェイトレスの仕事に就き、家を借り、そのまま町に住み着くようになる。
人と関わらないようにしていたが、次第に打ち解け、
友人や恋人が出来、幸せに暮らす。
その頃、刑事のケヴィンは第1級殺人の容疑でケイティを執拗に追っていた。
ケイティの恋人アレックスは警察の張り紙を見て、ケイティの正体を知る。
しかし事実は異なり、殺人容疑はケヴィンの偽装で、
ケイティはアルコール依存症でDV夫のケヴィンから逃げて来たのだった。
ついにケヴィンはケイティの居場所を突き止める。
従おうとしないケイティに怒り、家ごと焼き殺そうとする。
果敢に立ち向かい、生き延びるケイティ。
ケヴィンはケイティを組み伏せて撃ち殺そうとしたが、ケイティは必死で堪え、
逆にケヴィンは自らの銃で撃たれて死んでしまう。
ロマンチック映画が好きな女性向け。
堅い事言わずに、うっとりと楽しむに限る。
ケイティ役のジュリアン・ハフについては知らなかったけど、
なかなか存在感があって良い。
恋人アレックス役のジョシュ・デュアメルは、イケメンだけど
何故かいつも微妙に身勝手だったり優柔不断だったりで、
個人的にはこの男に自分の人生を託しきれない。
今作でも、なんかちょっと優柔不断っぽさが出てる。
奥さんをガンで亡くし、10歳くらいの男の子と5歳くらいの女の子の父親。
女の子はまだ小さかったので母親の記憶は殆ど無くて、ケイティの出現に喜ぶが、
男の子の方は寂しさを引きずっていて、割り切れない。
父親としてそれが分かっていながら、やっぱりサクサク恋人作りたいのね。
で、ケイティの指名手配の張り紙を見て、話も聞かずにいきなり怒鳴りつける。
せめて人が来ないところを選んで話すとか、もうちょっと考えようよ。
で、これがややびっくりなんだけど、
ケイティの話し相手になってくれていた良き隣人のジョーという女性が、
実はアレックスの亡き妻の霊で、
アレックスの新しいパートナーとしてのケイティを見守っていたのだった。
事件が解決して二人が幸せになったのを見届けて姿を消す。
ジョーの正体が分からないままラストに近づいたなぁと思ってたら、
突然のファンタジー的展開。
ダメではないんだけど、ちょっとそぐわない、唐突な感じ。
そういう設定にしたいんだったら、もうちょっと工夫が必要な気がする。
こんな美しい田舎町でゆったりと暮らしながら、穏やかな恋愛がしたいと思わせる。
映画マニア的な人には不評だろうけど、
こだわりなくロマンチックな雰囲気に浸っていれば、素敵な映画ではある。
特に、映像が美しい。
ややセピアがかったような色彩と、光の加減で輪郭を飛ばし気味にして、
アメリカの田舎町がどこを切り取っても、叙情的な絵画のように見える。
こういう映像を再現させる為のハルストレム監督だったのかな。
追記/ネットで他の方の批評を少し見てみた。
やっぱり、映画通には酷評で、一般客に受け良し。
大ヒット作「きみに読む物語」の作者ニコラス・パークスの原作だそうです。
「きみ読む」は、宣伝段階であまりにも女性ウケ狙いの純愛物っぽかったので
見る気になれなかった。
その作者の作品だと言うのは納得かな。
これがハーレクインの中の1作だとしたらかなり上等な出来の部類に入る。
ニコラスと言うからには作者は男性なのね...。
エリンは髪の色を変え、名前をケイティと変えて、刑事の追跡をかわし、
アトランタ行きのバスに乗る。
途中の休憩地ノースカロライナのサウスポートという海辺の小さな町に惹かれ、
ウェイトレスの仕事に就き、家を借り、そのまま町に住み着くようになる。
人と関わらないようにしていたが、次第に打ち解け、
友人や恋人が出来、幸せに暮らす。
その頃、刑事のケヴィンは第1級殺人の容疑でケイティを執拗に追っていた。
ケイティの恋人アレックスは警察の張り紙を見て、ケイティの正体を知る。
しかし事実は異なり、殺人容疑はケヴィンの偽装で、
ケイティはアルコール依存症でDV夫のケヴィンから逃げて来たのだった。
ついにケヴィンはケイティの居場所を突き止める。
従おうとしないケイティに怒り、家ごと焼き殺そうとする。
果敢に立ち向かい、生き延びるケイティ。
ケヴィンはケイティを組み伏せて撃ち殺そうとしたが、ケイティは必死で堪え、
逆にケヴィンは自らの銃で撃たれて死んでしまう。
ロマンチック映画が好きな女性向け。
堅い事言わずに、うっとりと楽しむに限る。
ケイティ役のジュリアン・ハフについては知らなかったけど、
なかなか存在感があって良い。
恋人アレックス役のジョシュ・デュアメルは、イケメンだけど
何故かいつも微妙に身勝手だったり優柔不断だったりで、
個人的にはこの男に自分の人生を託しきれない。
今作でも、なんかちょっと優柔不断っぽさが出てる。
奥さんをガンで亡くし、10歳くらいの男の子と5歳くらいの女の子の父親。
女の子はまだ小さかったので母親の記憶は殆ど無くて、ケイティの出現に喜ぶが、
男の子の方は寂しさを引きずっていて、割り切れない。
父親としてそれが分かっていながら、やっぱりサクサク恋人作りたいのね。
で、ケイティの指名手配の張り紙を見て、話も聞かずにいきなり怒鳴りつける。
せめて人が来ないところを選んで話すとか、もうちょっと考えようよ。
で、これがややびっくりなんだけど、
ケイティの話し相手になってくれていた良き隣人のジョーという女性が、
実はアレックスの亡き妻の霊で、
アレックスの新しいパートナーとしてのケイティを見守っていたのだった。
事件が解決して二人が幸せになったのを見届けて姿を消す。
ジョーの正体が分からないままラストに近づいたなぁと思ってたら、
突然のファンタジー的展開。
ダメではないんだけど、ちょっとそぐわない、唐突な感じ。
そういう設定にしたいんだったら、もうちょっと工夫が必要な気がする。
こんな美しい田舎町でゆったりと暮らしながら、穏やかな恋愛がしたいと思わせる。
映画マニア的な人には不評だろうけど、
こだわりなくロマンチックな雰囲気に浸っていれば、素敵な映画ではある。
特に、映像が美しい。
ややセピアがかったような色彩と、光の加減で輪郭を飛ばし気味にして、
アメリカの田舎町がどこを切り取っても、叙情的な絵画のように見える。
こういう映像を再現させる為のハルストレム監督だったのかな。
追記/ネットで他の方の批評を少し見てみた。
やっぱり、映画通には酷評で、一般客に受け良し。
大ヒット作「きみに読む物語」の作者ニコラス・パークスの原作だそうです。
「きみ読む」は、宣伝段階であまりにも女性ウケ狙いの純愛物っぽかったので
見る気になれなかった。
その作者の作品だと言うのは納得かな。
これがハーレクインの中の1作だとしたらかなり上等な出来の部類に入る。
ニコラスと言うからには作者は男性なのね...。
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