忍者ブログ
マンガ家Mの日常
スポーツジムに行って、帰り道遠回りしてお買い物。
帰宅時間が遅くなり、お疲れ。
この後仕事になるか疑問なんで、短めの映画を見る。

タイトルから分かる通り、高級レストランのシェフのお話。
主人公ジャッキーは無名ながら天才的料理人。
でも料理へのこだわりが強過ぎて、オーナーやお客とケンカしてはクビにされる。
遂には妊娠中の恋人の紹介でペンキ塗りのバイト。

ところが、ペンキ塗りの仕事先の老人ホームでおせっかいに料理を作ると、
その料理が偶然ホームを訪れていた有名シェフラガルドの目、では無く舌に止まる。
かくしてラガルドのレストランで研修に就くのだが、
レストランは2世オーナーがラガルドを追い出し、新しく変えようとしていた。
ジャッキーは豊かな発想力でラガルドのピンチを救い、
引退を決意していたラガルドはジャッキーにシェフの座を譲る。
家族の信頼も仕事も取り戻し、めでたしめでたしのカワイイコメディ。

ジャッキーもラガルドも天才的な料理人で、こだわりがハンパ無い。
だもんで周囲との諍いは常だし、家族を顧みず、家庭崩壊しかけている。
それは、まぁ、作家の宿命みたいなもんだよね。
妥協出来る性格だったら、作家は成り立たない。

出て来る料理はフレンチそのものなんで、
バターとかクリームとかふんだんに使ってあって、ちょっと重そう。
でも、三ツ星料理は生きてるうちに1度か...2、3度は食べてみなきゃね。
料理も発想。ハーモニーを楽しむ。

ラガルド役のジャン・レノの他は、相変わらず最近のフランスの俳優がわからない。
ジャッキー役のミカエル・ユーンはサッカー選手のフィーゴにそっくり。
フィーゴは確かポルトガル人。
この俳優さんもアルジェリアとか、そっち方面の系統なのかしら。
なんとなくスルーしちゃったけど、なんかそういうブラックジョークも
映画の中でちらっとあったような。

ポップコーンとか食べながら映画を見るのが好きなんだけど、
高級料理を見ながらでは気が引ける。
良い物を食べるのが身体にも良いのはわかってるんだけどね。

この何年か、原稿料は下がり、食品の値段と消費税は上がる...。
どうやって食べて行けば良いんだ。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック