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マンガ家Mの日常
ロジャーがロジャーたり得たのは、妻のベスの存在も大きい。

ベスは元はロジャーの前の職場の部下で、報道の仕事をしていたが、
ロジャーがFOXニュースに移ると、庇護を失って降格された。
それを機にFOXに転職したが、ロジャーとの関係が深まると、
仕事を辞めて専業主婦になる事を求められ、承諾。
ロジャーに輪をかけた保守派のキリスト教徒で、
どこまでもひたすらロジャーに尽くし、擁護する。

つくづく、男性って、結局は精神的に脆いから、
勝ち続ける為にも、絶対的応援団の妻を必要とする。

育児が一段落して、ベスが仕事復帰を望むと、
ロジャーはFOXでは使えないと踏んで、地元の小さな新聞社を買い与える。
秘書のさりげない目線が、
仕事場では妻よりも上であるとの自負と優越感、
ロジャーに対する独占欲を表している。

晩年、ロジャーが身体を悪くしてからも、
バスはロジャーのプライドを気遣いながら介護する。

セクハラの訴えが出て、音声データという決定的証拠の存在を提示されると、
耐えかねて、ロジャーに背を向けるが、
実際には、ロジャーの死後も無実を訴え続けていたとか。

どうなんだろうね。
日頃の言動から、セクハラしそうだってのは分かるようなもんだろうけど。
そう思えないのも、カルト的状態なのかな。

(完了。)

補記/やっぱり、ラッセル・クロウは渋くてカッコイイ姿を見たい。
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