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マンガ家Mの日常
PCが
起動しない…、ううっ! 正月早々何て事。
スマホの文字入力は苦手だけど、仕方無い。

年末、途中になっていたのをクリア。
「太陽がいっぱい」で知られるパトリシア・ハイスミスの小説の映画化。
アメリカ人が欧州を旅するシチュエーションが共通する。

アメリカ人青年ライダルは得意の語学を活かして、ギリシャで通訳兼観光案内をしていたが、
客がギリシャに不慣れなのをいい事に、ケチな釣り銭詐欺で小銭を稼いでいた。

カモになりそうなアメリカ人夫婦を見つけ、案内を買って出る。
一見リッチに見えたチェスターとコレットの夫婦だったが、
チェスターが証券詐欺を働いて、大金を持ち逃げしていた。
被害者が差し向けた探偵を、チェスターは誤って殺してしまう。
チェスターはライダルに逃亡の手助けを求める。

偽造パスポートの用意を待つ間、ライダルはコレットと親しくなる。
チェスターは古い遺跡の地下でライダルを殴り倒し、置き去りにしようとするが、
途中、コレットと言い争いになり、コレットはバランスを崩して階段から落ち、死んでしまう。

チェスターは慌てて逃げるが、出国直前でライダルに見つかる。
既にふたりは運命共同体。
一緒に出国しようとするが、チェスターは直前でライダルを裏切り、
ひとりでイスタンブールに行く。

ライダルはチェスターの居場所を突き止め、金を要求する。
しかしそれは、警察の手引きによるものだった。
チェスターは気付いて逃げようとするが、警察に撃たれて倒れる。
犯罪は全て自分の責任で、ライダルは巻き込まれただけだと証言して、息を引き取る。

身元不明でイスタンブールに埋葬されたチェスターの墓にライダルは花を手向ける。
父と疎遠だった寂しさから、チェスターを慕う気持ちがあったのかもしれない。


「太陽がいっぱい」に比べると、やはり物足りない。
チェスターがズルズルと追い詰められて、金を使い果たして行くばかりだからかな。
救われる気配、期待を感じる隙間も無い。
逃亡生活なんてそんなもんだろうけど。
元よりこの夫婦はどうするつもりだったのかな。
お金があるうちに落ち着き先を探さなきゃ、と思うんだけど。
深刻に悩む前にちょっと遊んで息抜きしようと考えたのかな。
夫婦とライダルの出会いをミステリアスにみせる、演出の為の設定に過ぎないのか。

ライダルの生い立ちについても、はっきりしないので、モヤモヤする。
もうちょっと立ち位置を明確にした方が、
チェスターとの絡みも濃く伝わったんではなかろうか。

異国情緒溢れるギリシャの風景は、旅心をそそる。
まだギリシャに行った事無いんだよね。

コレット役はキルステン・ダンストなんだけど、クレア・デーンズとごっちゃになってた。
何となく似てるんだもん。


ああ、PC直ってくれないかな。
文字入力はやっぱりキーボードが良い。


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