ネタバレ注意


ドイツのイケメン、モーリッツ・ブライプトロイ主演のスリラー映画。
ドイツの俳優でちゃんと認識出来るの、この人だけだなぁ。
猟奇犯罪ミステリーとして、凄くバランスのとれた逸品。


ポール・ハーツフェルト教授は刑事庁の検死官として活躍中。
顎の骨が外された奇妙な女性の遺体を解剖すると、
頭部に埋め込まれた極小のカプセルを発見。
カプセルの中には、ポールの一人娘ハンナの名前と携帯の番号が記されていた。
不吉な予感がして、すぐに電話すると、ハンナが怯えた声で、
誘拐犯の言う通りにしなければ殺されると叫んだ。

指示に従って、エリックという男性に電話をかけると、
ヘルゴラント島の海岸で、エリックと書かれたTシャツを着た男性の遺体を
偶然発見したリンダが応対した。
先の女性同様、遺体に犯人からの何らかのメッセージ
隠されていると考えたポールは、リンダに、
ヘルゴラント島在住の友人エルダーに協力を仰いで、遺体を調べるよう頼む。
ポールはインターンのインゴルフの車に乗せて貰って港に向かい、
急いで島に渡ろうとするが、吹雪の影響で船も飛行機も全便欠航。
携帯でリンダに遺体の解剖を指示する。
リンダが遺体の喉からカプセルを取り出すと、中に、
元裁判官フリーデリケ・トーベンの写真が入っていた。

ポールは、数年前、監禁レイプ犯エリック・サドラーの裁判で、
被害者少女の検視を行った事を思い出した。
少女は同僚のイェンスの娘で、繰り返しレイプされた後、自殺。
エリックはレイプのみの罪で、僅か３年８ヶ月の服役となった。
イェンスはエリックが殺人罪で裁かれるよう、ポールに検視報告の偽装を頼んだが、
ポールは受け入れなかった。
その裁判の裁判官がフリーデリケだった。
ポールはイェンスが自分達に復讐を目論んでいると気づいた。



映画の記事では、自分の勉強用に、ストリーを整理して書いているのですが、
ちょっと長くなるようなので、次回持ち越しにします。