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マンガ家Mの日常
あんまりお料理しないし、お金が無いので高級レストランにも行けないけど、
お料理番組見るのは楽しいね、美味しい化学実験みたい。

ミシュランの3つ星を10数年間維持したスペインの超ド級高級レストラン
「エル・ブリ」が、オーナーシェフの意思によって閉店。
料理研究の財団を立ち上げるんだって。

まぁ、それはどうでも良い話で、
「エル・ブリの秘密」「最後の大晩餐会」、ドキュメンタリー映画2作、
やっと見終わりました。

ラテン系っつっても、イタリアのチャラチャラした明るさと違って、
スペインって、人の顔立ちも言葉も、なんかシリアスな感じだね。
共通するのは、早口でよくしゃべるとこ。
字幕追うのが大変。

50席程のレストランに、年間200万人が予約申し込みするんだって。
日本でもTVで名前が売れたようなレストランって、
来月再来月の予約をレストランが指定した日に受け付ける、なんて事したりしてる。
予約ひとつにそこまで気を遣わなきゃならない時点で、
もう美味しいと思えなくなるな。

スペインのレストランだから、スペイン料理なのかなぁ、と思って見てたんだけど、
創作フレンチな感じなのかな。
1年のウチ半年は休業して、新メニュー作りの研究にかかるんだって。
その年々で色々なテーマがあるようなんだけど、
キノコをオイル漬けにして真空パックしてエキスを抽出したり、
水とオリーブオイルをカクテルにして飲んだり...。
で、なんか、ひとくちサイズにまとまった、何かが出来上がる。
よくわかんない。
そういうのを50種類くらい出すのがコースなんだって。

感想、
牛のステーキはいつ出て来るの? パエリヤ食べたい。

素材としては牛も扱ってるのに、なんか変な部位だけ使って料理してる。
フツーのフィレステーキが一番美味しいのに、なんでこっち?
なんだろうね、こういうのが究極のグルメなんだね、わからん。
お金持ちの食通さん達が常連になって通ってる。

少し前に見たジャン・レノの「シェフ!」で、
創作の分子料理とか言うのが出て来てて、ちょっと小馬鹿にしてた。
ねぇ〜、そんなもんだよね。
こういう料理の後は、帰りに皆で締めのラーメン食べに行くんじゃないかな。

行く金の無いビンボー人の負け惜しみでもある。
3つ星レストラン、行けるもんなら1回は行ってみたいもんです。


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