ネームがほぼ形が出来た感じなんだけど、
なんだか頭がパンパン。
気を抜く為に軽めの映画を見る。
この後、バランスを整えながらネームの仕上げ。

ベン・スティラー主演のコメディ映画。
今回はCOSTCOの店長。
ホテルのマネージャーだとか、店長だとか、
年齢とともにそういうポジションの役所が増えて来た？

警備員が殺され、店長のエヴァンは自警団を作り犯人探しを始める。
犯人は、地球侵略を目論むエイリアンだった。

基本はそういう話なんだけど、
本筋外しまくって、ギャグと下ネタの場面の方が圧倒的に長い。
この下ネタのレイティングはどのレベルになるのかな？
そして、友情や家族愛を上手く絡めている。
おバカコメディなんだけど、バランス感覚とか編集とか、センスが良い。
ミスディレクションの感じなんかは、推理小説の手際を彷彿とさせる。
緩急の付け方が上手いのかな。

NYとかLAとか、大都市が焼き尽くされることも無く、摩天楼が倒壊する事も無く、
先遣隊のエイリアンが根城にしていたCOSTCO１店舗を爆破して、退治完了。
かくして地球は救われた。
あまりにも規模が小さくて良い。

十分楽しめる映画なんだけど、
アメリカでは当時、自警団が少年を殺してしまう事件があったばかりで、
タイトルを変更したり、自粛したり、ちょっとミソが付いちゃった。
日本では映画館での公開は無かったんだって。
う〜ん、もったいない。

低予算でB級っぽい作りではあるけど、
前述の通り、バランス感覚、センスがスゴく良い。
こういう映画から学べる物が沢山あるんだけどな。