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マンガ家Mの日常
実話を基にしたコメディ映画。


第二次大戦中、スコットランドの小さな島ではウィスキーの配給が止まり、
島民達はテンションダダ下がり。
郵便局長ジョセフは、2人の娘が恋人と結婚して島を出るのを心配している。
婚約披露宴に必要なウイスキーが無ければ、婚約させないと、
無理難題をふっかける。

そんな折、島の近くで貨物船が座礁。
アメリカに運ぶ筈だったウイスキー、5万ケースを積んでいた。
島民達は船員達を救助した後、ウイスキーの運び出しを目論む。
深夜0時を超えて安息日に入った為、1日待たねばならなくなった。
日が変わるのを待って、船に乗り込み、ケースを運び出しにかかる。
船は沈没するまでに、何とか200箱運び出しに成功し、湧き上がる。

民兵を組織するワゲット大尉は島民達の行為を軍に報告。
軍の調査員達が来るが、
ジョセフの娘達が郵便局で電話の交換手をしていて、
全てを盗み聞きしていて、島民達は先手を打ってウイスキーを隠す。

ワゲットが管理していた銃弾の箱にもウイスキーが隠されていて、
知らずに輸送手続きしたワゲットだけが罰せられてしまう。

ジョセフの2人の娘達は無事婚約。


ほのぼのとして見られる作品。
小さな島の景色や、スコットランドのBGMも良い。
ただ、ドラマとしての盛り上がりは薄いかな。
2組のカップルがもう少し中心的役割を果たせると面白くなったような。

1949年度の映画のリメイクだそうで、
逆に、その時代の映画で見る方がしっくり来るかも。

アメリカでの禁酒法は、無類の酒好きのカトリック系の移民達に対する
攻撃のようなものだったそうだけど、
今作を見ると、スコットランドの人達のウイスキーにかける熱意が
ヒシヒシと伝わって来て、禁酒法がよりリアルの感じられた。
同じアルコールでも、ワインではダメらしい。

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