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マンガ家Mの日常
「ヒャッハー!」の第3弾。
邦題に「ヒャッハー!」が追加されているだけで、前2作とは別設定。


グレッグは、不倫等に勤しむ顧客の為にアリバイ作りをする会社を経営。
資産家ジェラールが、妻との結婚記念日をほったらかしにして
愛人と旅行に出る計画を立て、そのアリバイ作りをする。

知り合ったばかりの美女フローに、家族を紹介されると、
何と、父親がジェラールで、気まずい空気になる。
恋愛に奥手で、正直さを大事にするフローに対して、グレッグは、
仕事がアリバイ作りだとは言えず、自分はCAで、
タンザニアに行く予定だと嘘をついてしまう。

フローと母親は、父親ジェラールがいない間、バカンスに出かけると、
行った先のホテルでジェラールと鉢合わせする。
ジェラールは慌ててその場を取り繕い、グレッグに連絡する。
グレッグは部下のメディとオーギュスタンと連絡を取り合い、
ジェラールをサポートして、愛人をパリに返そうと計画する。
グレッグはフローに見つかり、タンザニアから1日早く戻ったと嘘をつく。

ジェラールは妻と過ごすうちに、昔の愛情が蘇る。
フローはグレッグの動向の怪しさに、次第に疑問を持つようになる。
ジェラールの愛人はホテルに戻り、ジェラールのパソコンから、
アリバイ作りの会社の存在を知り、TVで暴露する。

グレッグの会社は破綻。フローにもフラれる。
アリバイ作りをしてきた中で、あちこちから恨みを買い、男達が襲撃して来る。
フローを失った悲しみを激白。
その場面に出くわしたフローは、グレッグを抱きかかえ、復縁する。
ところが、通りかかったバスのサイドにあった
復縁を取り持つビジネスの宣伝広告を見ると、襲撃犯の男達の顔が出ていた。
めでたしめでたし。


前2作より、主演のフィリップ・ラショーはやや2枚目路線。
今作では、ビデオを扱った設定は無い。
ゆるいコメディで、のんびり楽しく見られる。
ただ、フランス的なエッセンスはやや不足気味で、
このストーリーだったら、
アメリカ映画の方がシャープな作品作りが出来るかもしれない。

コメディは、見る側の要求が一気に上がるので、本当に厳しい。

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