先日聞いた、とある同級生の話。
全く面識は無くて、名前を聞くのも初めてだった。
だから、ただの噂話みたいなもんなんだけど、身近な感じもつきまとう。

妻が性格がキツイ人で、離婚。
その後、新しく知り合った若い女性と再婚するが、束縛のキツイ人だった。
と思っているところに、娘から元妻が癌で闘病との連絡が入り、
いてもたってもいられず、付き添いに行く。
２番目の妻はそれが嫌になり離婚、あえなくバツ２。

まぁ、どれも大人が判断した事だから仕方無いね。
元妻な残念ながら亡くなられたそうです。

離婚した男性って、一度逃げる事を覚えちゃったから、
再婚しても何かあるとすぐ離婚に走っちゃうんだって、何かで聞いた事がある。
成る程ね。
この方の場合は、女性から離婚を突きつけられたようでした。
何だか、気の強い女性に捕まりやすい体質だったのね。
結果オーライと思うのが良さそう。


不倫は面倒臭いから、望んでしたいとは思わない。
結婚歴があっても法的にちゃんと離婚していれば問題無いと思う。

でも離婚歴があると、何かしらのしがらみがどうしても付いて回ってうっとおしい。
言う程簡単ではない。
ましてや、今回のケースのように元妻が亡くなられると、
夫も２番目の妻も色々引きずって、精神的にキツイだろうね。


妻子を残して夫が他界というケースもある。
子供の年齢等もあって、すぐ再婚に目をやるという訳にもいかないのと、
彼女はあまり男性との付き合いが出来る方では無く、再婚も難しそうだし、
定職があるので、親族の助けを得ながら淡々と生活を続けている。

ただ、彼女が夫の思い出にずっとすがっているのを見るにつけ、
どこか物悲しさを感じてしまう。
彼女の興味の対象として話を聞いていた事が、実は全部夫の好きな事だったりして、
会話のつなぎを見失う。
彼女自身は元々それらに対して関心があった訳では無く、
夫との思い出だから手放したくないのだ。

自分達の夫婦関係は完璧だったのだと思い込みたいような
プライドを撒き散らされる事に、息苦しさを感じる。
再婚しないというより、出来ない言い訳をそこに求めているようにも思えてしまう。

思い出は大事にしまっておいて、
自分自身の人生を歩む事を始めた方が良いんじゃなかろうかと思う。
性的魅力の衰えにもちゃんと向き合って、女磨きを怠けない事も大事。

そうしないのも彼女の判断だから、これ以上言う事は無い。