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マンガ家Mの日常
地下鉄を使ってスポーツジムに行くと、
降りた駅の構内で時々学生らしき子達が寄付の呼びかけをしている。
街頭募金の詐欺等が色々あったが、
駅構内でやる許可が降りているという事は正式な証明が出ているのだろう。
まさか、昔からある足長育英会を騙るなんて言うのも考えにくいし。

志のある若い子達が進学する為に、費用を得るのは大切な事。
頑張って欲しいと思う。

でも、一方で、ふと考えてしまう。
単純なんだけど、こうして街頭で声を張り上げている時間、
バイトすれば、実際のお金が手に入るんではなかろうか?
学校によってはバイト禁止のとこもあったりするかな。
また、この時間を勉強に使って高い学力を身につければ、
企業等がサポートを名乗り出てくれるのでは無かろうか、とも思う。

地下鉄を使ってるのは、毎日10円20円とにらめっこしてるような
庶民なんで、進学費用を寄付してあげられる余裕はあまり無い。
日本における寄付の感覚ってちょっと違ってて、
欧米圏では、寄付をするのは裕福な人の責任と言う考え方。
そう、だから、能力を示して企業や篤志家に当たる方がスマートだと思える。

地下鉄構内での呼びかけにどういう意味があるのかよくわからない。
むしろ、街頭演説なんかと同じで、世論喚起なのかな?

近くを通りかかると、
皆それなりにこざっぱりと今風の服を身につけている。
何で学生服じゃないのかな? 規定があるのかな?
かたや、こっちは着古したジーンズや、買い替えなきゃと1年前に思ったような
履き古したスニーカーと言う出で立ち。
...彼らの方が私より自由になるお金持ってる。
少なくとも、私は彼らに寄付する立場では無い。

自分の子供時代を考えると、物もお金も無かったし、
それなりに成績優秀でも大学に行かれない人は多かった。特に女性。
昨今は少子化のせいもあって、誰も彼もが大学に行くようになったが、
果たしてどうなんだろうか。

この事については改めて書こうと思う。





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