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マンガ家Mの日常
Facebookで、面倒な記事はどんどん非表示にしていったら、
主婦の愚痴系は入らなくなって来た。
代わりに、どうでも良い古い芸能ネタとかが増えて、それもちょっと鬱陶しい。
友達との近況報告で始めたFacebookだったけど、もう随分様変わりしてしまった。

非表示にしたサイトも、ブロックまではしていないので、
もしかするとまたいつか入って来るかもしれない。

また最近、有りがちな、モラハラ夫コミックの宣伝が入って来た。
妻は家事と育児に追われる専業主婦で、
エリート夫がプレッシャーをかけて来るという、お馴染みの設定。
結婚前はあんなに優しかったのに、と。

確かにモラハラして来る夫が悪い。
ただ、妻の側も、嘆いてばかりいても、どうしようもない。
モラハラが嫌なら、何らかの対抗措置を取るしかない。

夫婦間の問題は十人十色で、あらゆるケースがあるから、
SNSの短文では処理出来る話ではない。

でも、そうすると、言葉尻を捉えて絡んで来る人がチラホラいる。
ザッと読むと、要は「被害者が気の毒」という意見なんだけど。
それはそれで、間違ってはない。
ただし、そこで思考停止していては何にもならない。
被害者に寄り添う、心優しき人。
被害者の立場に立っているようで、助けようとはしていないのと同じ。

念の為、そういう人の個人のページを見ると、
やっぱりちょっと思想的に偏りがあったり、
他にも別の人に絡んだりしてゴタついている。
正義の刃を振りかざすのが好きなようだ。

短絡的な正義であっても、
ブルドーザーの如き勢いと破壊力をもって対処するなら、物事を動かせるかもしれない。
でも、そこまでやる覚悟は当然持ち合わせていない。

モラハラ被害の場合、
弁護士、医師、役所、専門家の言う事は、最後は皆同じ。
経済力をつけて、自立する事、子供達を将来的に守る為にも。
シンドくても、そうやって、本人が動くしか道は無い。
延々と嘆き続けていれば、事態は悪化の一途。

モラハラ被害の進行は、モラハラに我慢してしまった事から始まる。
結婚生活を守りたいから。
その裏には、夫と離れたくない思いがある。
経済的問題と、
孤独に耐えかねる辛さから。
嫌な事は嫌だと、ハッキリ言うしかない、
嫌われ、離れられる事を覚悟で。

正義の味方さんは、モラハラ被害者に、そういう苦言を伝える勇気はあるだろうか。
非難される覚悟で。
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