東京五輪の準備を控えて、問題山積な中の都知事選。
ようやく決着がつきました。
結果が出てみれば、当初の流れ通りなのだけど、
アメリカの大統領選の共和党候補やら、英国のEU離脱やら、
世の中、蓋を開けてみない事には分からない事も多いから、
全てが終わるまでは、誰も、何とも言えない。
要は、
自分の強い意志で立った人と、
周りから押されて出た人達との、準備の差だったのかな。
選挙期間中ボストンに行っていた事もあって、細かい状況を知らなかった。
2番手に甘んじた候補の応援者である元都知事の言動について、
対立候補の女性を「厚化粧」と言ってしまった失言が、
結果トップ当選した女性候補に有利に働いたのでは、と、
選挙報道番組で池上彰氏が話を投げかけていた。
この2番手候補陣営の失言は、最初の討論番組の時の本人のが大きかったと思う。
都議会解散を公約として挙げた女性候補に対して、「劇場型」と言葉を返した。
女性は感情的に行動する、と暗に言っている雰囲気が不愉快だった。
内心そう思っていたとしても、こうした感情論的な個人攻撃ではなく、
正当な政治理論で戦えば良かったのに、
むしろ、それが出来ない、ただ嫌味な男尊女卑主義者だという印象を持った。
地方政治の場にいて、中央ではほぼ無名だった人が、
最初の全国ネットのTV中継の討論会で視聴者にもたらす
第一印象の重要性を理解していなかった。
選挙戦後半で出て来た「厚化粧」という言葉も、明らかにそれに連なる。
中央政治にいた人と、地方の人との、世論への認識の差が出たのかもしれない。
トップ当選した女性候補は度胸があって、皮肉や嫌味を自力で握り潰して見せた。
この先の都政は、度胸だけでは進んで行かないけれど、
芯の強さには期待したい。
ようやく決着がつきました。
結果が出てみれば、当初の流れ通りなのだけど、
アメリカの大統領選の共和党候補やら、英国のEU離脱やら、
世の中、蓋を開けてみない事には分からない事も多いから、
全てが終わるまでは、誰も、何とも言えない。
要は、
自分の強い意志で立った人と、
周りから押されて出た人達との、準備の差だったのかな。
選挙期間中ボストンに行っていた事もあって、細かい状況を知らなかった。
2番手に甘んじた候補の応援者である元都知事の言動について、
対立候補の女性を「厚化粧」と言ってしまった失言が、
結果トップ当選した女性候補に有利に働いたのでは、と、
選挙報道番組で池上彰氏が話を投げかけていた。
この2番手候補陣営の失言は、最初の討論番組の時の本人のが大きかったと思う。
都議会解散を公約として挙げた女性候補に対して、「劇場型」と言葉を返した。
女性は感情的に行動する、と暗に言っている雰囲気が不愉快だった。
内心そう思っていたとしても、こうした感情論的な個人攻撃ではなく、
正当な政治理論で戦えば良かったのに、
むしろ、それが出来ない、ただ嫌味な男尊女卑主義者だという印象を持った。
地方政治の場にいて、中央ではほぼ無名だった人が、
最初の全国ネットのTV中継の討論会で視聴者にもたらす
第一印象の重要性を理解していなかった。
選挙戦後半で出て来た「厚化粧」という言葉も、明らかにそれに連なる。
中央政治にいた人と、地方の人との、世論への認識の差が出たのかもしれない。
トップ当選した女性候補は度胸があって、皮肉や嫌味を自力で握り潰して見せた。
この先の都政は、度胸だけでは進んで行かないけれど、
芯の強さには期待したい。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック