忍者ブログ
マンガ家Mの日常
以前から、小皿が欲しいと思っていた。
お刺身のお醤油を入れるくらいのサイズ。
近所で時々物色したりもしてたんだけど、値段や大きさ、柄等、
なかなか気に入ったのが見つからない。

パリでちょっと可愛いのがあれば、と思っていた。
土産物屋さんにあるような安物で良いんだけど、気の利いた可愛い柄のお皿。
でも、土産物屋さんにあるのは飾り用なので、着彩が濃くて、
お醤油用には不向き。
もうちょっと柄がシンプルなのが良い。

ルーブル美術館の地下のショップで、2枚セットの小皿を購入。
正直なところ柄はイマイチな感じもするんだけど、まぁまぁかな。
これも本来は飾り用みたいなんだけど、食事用に使っても差し支えないだろう。

ロワール地方の古城巡りに行くと、ショップにお皿があった。
ルーブルで買ったのと同じような作りで、
どうやらどっちもロワール地方の伝統的な陶器らしい。
絵付けがもっとしっかりしていてゴージャスなのは当然お高い。
でも、土産物用の小皿くらいなら手が届くお値段。
1個購入。

他のお城に行くと、やっぱり同じようなのが置いてあった。
見ると、お城ごとに絵柄が違う。そのお城の絵が着彩してある。

でも物が陶器なので、
旅行用のキャリーバックの空港での積み下ろしの際の破損が気になった。
それと、運行会社の都合で古城巡りの日程調整がうまく行かず、
帰国前に図録の郵送が全部は出来なくなってしまったので、既に荷物が重い。
これ以上お皿を買うと、辛いかも?
それに、行く先々で同じようなものを購入してたらキリが無い。

そう思って、それ以上買うのをストップしてしまった。

ホテルに戻ってから、ちょっと後悔した。
買ったお皿はシャンボール城の1枚で、他にシュノンソーとブロワもあったんで、
お城の絵柄違いで揃えれば良かった。
ルーブルで買ったのと合わせて5枚なら、数としても丁度良い。

空港のショップを見ても、思ったようなのがもう無い。

何もせずに後悔するより、何かして後悔した方が良い。身に沁みる。
この後またいつパリに行けるか分からないし、
パリまで行ったとしても、土産物レベルのお皿の為にロワールまで行けるだろうか?

でも、そういう心残りがどこかにあるからこそ、
またいつか行ってみようという想いを抱き続けられるのかもしれない。
今回でパリは人生最後かもしれないと思ってたけど、
頑張っていつかまた行けたら良いな。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック