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マンガ家Mの日常
パリの同時多発テロ事件から、フランスがISIS支配地域への空爆を強化。
英国もおそらく参加するのだろうけど、議会や国民の意見は割れているとか。

非戦闘員に対する攻撃を阻止する為に、テロリストの拠点を殲滅する、
それは一見正しいように見える。

それは、テロリストに対する死刑宣告に等しい。
そして実際殺害する。


これは、犯罪者の生命に対するダブルスタンダードではないだろうか?


現在世界の多くの国が死刑は野蛮な行為だとして廃止している。
日本は死刑制度を存続させている数少ない先進国の一つで、
人権団体から抗議を受けることもしばしば。

アメリカは州によって異なるが、多くの州で廃止、または凍結されている。
欧州を見ると、フランス、英国、ドイツ、イタリア、ポルトガル、スウェーデン等
主要国の大半で廃止されている。

それらの国々が、何故、他国の人を死刑にする決定を下すのか?
法廷で裁く事もせずに殺害する。
欧州列強国の自国にだけ都合の良い人権意識?

日本では、正当防衛による殺害は裁かれないが、
相手がテロの現行犯であっても、殺害は厳しく制限されている。
死刑制度があるからこそ、犯罪と犯罪者の処遇に対してより慎重になる。


解答が見つかるとは思えないけど、
この問題についてはおいおい考えていこう。


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