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マンガ家Mの日常
アメリカ大統領選で、争点になる事のひとつに移民問題がある。
不法移民が安い賃金で働くから、アメリカ国民が仕事を得られず貧困化している、
という主張。

待てよ、と思う。

アメリカはその昔、散々不法移民を働かせて国を豊かにしたんじゃなかったか。

アフリカ人奴隷という不法移民。

当時のアメリカからすれば奴隷制は合法だったけど、
野犬狩りのように捕獲され、首に鎖を巻かれて知らない国に連れて来られ、
無理やり働かされていたアフリカの人達からすれば、完全に違法だ。
そして、低賃金どころか、全くの無給。

要するに、移民は労働力の調整弁なのね。


ダン・ブラウンの「インフェルノ」じゃないけど、
世界は人口爆発で食糧難、生態系の破壊に喘いで、
月や火星への移住計画まで検討されている。

逆に日本では、人口減少に危機感を抱いている。

元々、戦後の高度成長期に急激に人口増加したので、人口体系には無理があったし、
私なぞは、子供の頃から、このまま人口が増え続けたらヤバイだろ、と思ってたよ。

人口減少の最大の問題点は、年金資源の確保。
それと、やっぱり、今後の労働力。

人口の増減の問題は労働力の調整弁という事に尽きるのか。
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