世の中に未だ蔓延る差別や偏見に接する度に、
自分自身に内在する差別や偏見を省みる。

物心ついた頃に、周囲から受けた影響は消えない。
様々な差別や偏見は、脳内に染み付いてしまっている。

しかし、人は、学ぶ。

差別や偏見が、いかに人（自分を含め）をスポイルして来たか。
それは、どうやって解消して行くべきか。

答えが見つかる事柄と、見つからない事柄が、それぞれ沢山ある。

他人を変えるのは困難なので、とりあえず、自分をどうにかする。
まず、差別や偏見に関する知識を学び、自らの差別や偏見を自覚する。
それらは決して消せなくても、理解して、次のステップを見据える。

差別や偏見を解消する為の道筋を見据えて、その方向に進む。
そこで、幾らかでも正しいと思える言動を取る。
そうすれば、前世代から引き継がされた差別や偏見を、次世代に継がせずに済む。　
そうやって、少しずつ、差別や偏見を薄め、無くしていく。

過去を「過去」にして、未来を築く。