ついに最終日となりました。
ミラノからベネチア。
やっぱり長かった。
短いと感じる時もあったけど。

帰国して、自分の生活のリズムを取り戻したい。

U2のコンサートを聞けて良かった。天国。
レオナルド「最後の晩餐」、ミケランジェロ「ロンダニーニのピエタ」、
ティントレットの名画を沢山見れて良かった。天国。

やはり、自分にとっての「神」は、U2とルネサンス絵画の巨匠達。
カルトと誤解しないでね。
何と言うか、深く、強く信じられる対象かな。


どの国のどの都市に限らず、初めての土地では、勝手が分からず苦労する。
まず、交通手段に戸惑う。
切符の買い方、種類、使い方、色々面倒。

食事にも困る。
観光地は値段設定が高い。
レストランで食べると、高いし、量が多い。
ドギーバッグで持ち帰り出来る時はまだ良いけどね。
ホテルで寛いで食べられるように、
スーパーやデリカテッセンで、手軽な物を買えると助かるのだけど、
そういうお店が近場ですぐに見つかるとは限らない。
日本のコンビニみたいなわけにはいかない。

旅先ではなるべく現地の物を食べるようにしているけれど、
欧米の食事は胃に重く感じられる。
そりゃ、年齢のせいもあるかもね。
ベネチアでは、スパゲティなどの麺類が美味しかったので助かった。
パンよりは、麺類の方がお米感覚に近い。


観光名所では、まだまだ中国人の団体が大挙して来ている。
一緒になるとシンドイ。
昔の日本人もそうだったのだから、悪くは言いたくないけど、やはり避けたい。

美術館では、現地の高校生の見学会と重なると、それも辛い。
案内役の教師の声が響いてうるさい。
名画の前に大勢の学生が陣取って、こっちは良い位置から見られない。
学生達の大半は、名画に全く関心が無く、スマホをいじってたりする。
だったら来るな。
こっちは、海外から大金かけて、必死の思いで見に来ているのに、
無関心な学生なんかに邪魔されたくない。

何事も、必死になり過ぎるから楽しめないのかもしれないけど、
必死でなければ、地球の裏側まで来たりしない。


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ムラーノ島で、コーチからの頼まれ物のベネチアングラス購入。
最初に行った時とは違う人が応対してくれて、グラスを指定すると、
前回とは全然違う値段を提示された。
何と、3分の1くらいの値段。

コーチへもメールで伝えたが、コーチも、そういうアバウトな事態について、
他の人から時に聞き及んでいたらしい。
にしても、よく分からない。

手持ちだと、破損が心配。
もっと荷物が軽ければ良かったのだろうけど、
気候の見当が付かなかったので、トレーナー等、余分に持って来てしまった。
結局着なかった。
送料は結構高い。グラス1個よりも高い。、
グラスが想定外に安かったのと、基本、コーチの支払いであるのとで、
思い切ってもう1個購入し、郵送してもらう事にした。
結果、コーチは喜んでくれて、良かった。

お遣い完了。


フィリップから、チラホラと近況伺いのメールが来る。
まだ、付き合いの距離感をどうすべきか、見えていない。

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午前中はそこそこ良いお天気だったのに、昼過ぎから突発的な雨。
急に降り出したかと思ったら、すぐに晴れたり、
油断してたら表のような粒が降って来た。

コーチのグラスを買いに、ムラーノ島へ行かねばならん。
この様子では市内観光もままならないので、ヴァポレットで再度ムラーノ島へ。
ところが、更に雨が強くなり、雷までも鳴り響き、そこら中深い水溜り。
ぐしょ濡れ。

前に行ったお店の大体の位置は覚えていた筈だったけど、見つからない。
しばらくウロウロしつつ、人に尋ねて、ようやくたどり着いた。
でも、お店は閉まっていた。
だから、ちゃんと前にお店で尋ねていたのに。
オーナーらしきオジイが、テキトーな事言いおって。

友人お勧めのレストランも、日曜日なので閉まっている。
引き返すのみ。

買い物って難しいなぁ。
昼の観光の時間を少し犠牲にせねばならない。

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コンサート4日目のGAの列。
夕方4時にチケットのチェックが始まった時、やはり前方の熱心なファンは列を抜け出し、
メンバーの会場入りを見に行っていた。
観客の入場が始まる6時少し前にメンバーは会場入りするのが常。

2日目と3日目の教訓が、全く生かされていない事にウンザリさせられた。

ところが、4日目は少し様相が違っていた。
いつもチケットのチェックは、バーコードの読み取りをして、
読み取りが完了した証明として、スタンプで小さな模様の切り込みが入れられている。
チケットチェックが進んだ後に列に戻ろうとした人達は、
その切り込みが無いので、列に戻れなかった。
状況を知っている一部の人達は、あらかじめ、列に残っている友達にチケットを預けて、
バーコードチェックと切り込みを貰っていたのだった。
本来なら、そういう事も許すべきではないと思うが。

入場直前になって、まだ戻れないでいる。
その中にはブリジットもいたのだけど、正直言えば、ザマアミロという気分だった。

でも、彼らは入場直前で列に入り込んで来た。
よくもまあ。
これがイタリアの状況だから、仕方ない。
セキュリティは役立たず。

コンサートを聴いている時間よりも、GAの列に並んでいる時間の方が遥かに長いので、
GAのトラブルばかりがのしかかって来る。

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