遅めの朝食を摂ろうと、ホテルの側の駅構内の売店でパンを購入。
使い勝手がいいように20$札を崩そうと思って、1$札ではなく20$札で支払った、
…つもりだった。
ところが、お釣りが10$分少ない。
レジの人に20$札を出した事を告げたが、10$札だったと言われた。

一旦レジを閉めて、中のお金と事務室の伝票をチェック。
マネージャーが何らかのトータルの伝票の用紙を出して来て、
10$札で間違いないと言うが、こちらでは確認のしようが無い。
マネージャーはビデオをチェックしたと言うが、それは私には見せてもらえ無い。
客を事務室に入れられないのは理解出来るけど、
自分の目でチェック出来なければ納得のしようが無い。
しばらく押し問答が続く。
早口の英語はシンドイ。
言われている事はなんとなく分かるが、返答が難しい。

パンを買うだけのつもりだったので、お財布の他は何も持って来なかった。
それで、マネージャーのケータイで、ビデオを撮って見せてもらうよう頼んだ。

見せてはもらえたが、小さくて不鮮明で、お札の種類までは見えない。
再び押し問答。
第三者のチェックなら納得出来るので、警官を呼んではどうかと言ったら、
自分で呼ぶよう言われた。
店を出て、近くにいた警官に話して、事務室のビデオをチェックしてもらう事にした。
何故か5人くらいゾロゾロ一緒に着いて来た。暇だったのかな？

中の一人が事務室にビデオをチェックしに行った。
10$札だった、と言われた。
ケータイでは見えなかったけど、元のビデオでは見えたんだろうか？
テキトーに言ってるのかもしれないという不審感は拭い去れない。
でも、さすがにこれ以上は手の打ちようが無い。
日本だったらちゃんとビデオを見せてもらえただろうな、とは思う。

縁起が悪いと思えて、振り払うべくバンは捨てた。
別の店で買い直す。

さて、気持ちを切り替えよう。

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